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zoom RSS 判決2 選挙ポスター代

<<   作成日時 : 2016/12/09 18:29   >>

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老人は数年前から、選挙ポスターの公営負担制度に曰く言い難い違和感を持っていてどうしても、もやもやした消化不良の不快感を解消することができないままでいる。

現在の選挙ポスターはネットで注文すれば2〜300枚から6〜700枚を作ってもせいぜい数万円、高くても十数万円で,他のものと何ら遜色のないものが作れる。

公営負担などという過保護の公金投入の仕組みのない市町村での同時期の選挙で、数万円、多くても十数万円で小さな印刷社でも作成可能なものが、選挙公営の条例が絡んで市や県が税金で支払うことになると、デザインや紙質などに何ら変わりがなく、同じくらいの枚数のポスターが選挙ビジネスを日常的に宣伝している業者によってたちまち7〜80万円から百万円以上になってしまう。

又、同じ公費負担でも県の選挙で100万円超の桁に、少なくても7〜80万円で契約作成しているものが、市の条例で限度額が1枚500円、総額で5〜6万円〜10数万円に減額されると、たちまちその水準の金額に倹約減額して作っていることにうさん臭さを覚えて、なんというか生理的に相容れないものがある。 なんでこんなインチキが堂々とあちこちで繰り返され放置されているのだろう?


前にも思ったことであるがこれが暴力団や詐欺師の世界の出来事であれば、そういうインチキ、騙し合い、嘘偽りがあっても当然だと思う。彼ら無法の世界の暴力団のルールでは何か事を起こしても文句があるなら殴り合い殺し合う事で究極の解決を図ることが了解されているのであるから結局、より卑劣でより残虐で最も理不尽である方が非道を押し通すことになっている。麻薬・覚醒剤の流通や詐欺、賭博、脅迫、暴行傷害、殺人などなんでもより凶悪な力、より卑怯な策略を発揮できる方が屁理屈を正当化することになっていると思う。

 しかしことは政治に関わって、それぞれの自治体で何百億、何千億もの膨大な予算や政策を審議し決定する議員を選ぶ局面での税金の投入の話であると思うと全く納得できないし、こういうことを放置している選挙関係当事者の退廃に呆れ果てる。 こういうことに無頓着な候補者は、そもそも立候補する資格に欠けると思うが無知なのか厚顔なのか、業者からのキックバックなど不正が潜んでいるのかわからないが、総じて感度が鈍い。


で、これまで2度監査請求を構え、監査が棄却されてから裁判に訴えてきて今度で2度目だ。ずいぶん粘着質な嫌味なことで(しかも無為なことでもあって)、自分の中にこんなに執念深く陰険な資質が埋め込まれていたことに改めて驚ろいている。 こんな些末なことに拘りが強いとはこれまで思っていなかった。

で、どうして不条理感がぬぐえないのだろうかとこの数年、四六時中考えている。


選挙に出ると候補者はポスター代を県や市の公金から支援して貰える。  法や条例の元々の趣旨は、資力によって選挙の公平性や機会均等に差が出るのは好ましくないから、清廉貧窮な者にもポスター代や、選挙運動に使う自動車などの費用を面倒見ようという事だったらしい。 金のあるものがポスターやビラを沢山掲示したり配布したりできては、貧乏人とは不公平になるから、決められた公設掲示板以外には貼れないようにしようとしたり、何台も車を使って選挙運動をすることが可能だと自転車しか持っていない貧乏人は不利だから、使える車は認められた1台だけにしよう、その分は税金で面倒見よう、といったことだったらしい。


しかし、この論理は長い時間を経て変質し、当初の輝きを失ってしまった。 例えば選挙に新たに挑もうとする資力に乏しい新人にとってなら、この公営制度は有難く心強いものだろう。 制度の趣旨を実現しようとしているようにも見える。

しかし実際はどうか?

平成26年の茨城県議選について見れば立候補した中で新人と呼べるものは7〜8人しかいない。実に95人中88人が、現役元職或いは市議などで既に何回も公営制度の恩恵を受け、資力の平等などとは無縁の政治家二世や経験者、行ってみればベテランだ。中には六選七選という古豪もいる。(後注)   


普段から事あるごとに名前を大書した議会報やパンフレットなど宣伝文書に掲載され、後援会看板を設置し、ありもしない事務所の看板を立て、各種イベントに顔を出し、小中学校の入学式卒業式などに、招待されてか押しかけてだか知らないが参列して名前を売る。選挙に当って資力の差を緩和するなどと言う生易しいものではない実態がそこにある。再選、三選もしている現職にとっては日々の活動が全て選挙運動のようなもんだし、議会広報、市役所広報なども年中議員名の顕示に明け暮れているのだから、今更選挙運動の平等性をなんて言ったって痛くも痒くもないことになる。

更に、ポスター作成費用は、公営限度額などに関係なく、作りたければ華美な、何百万円もかかるものを作ってもその分を自己負担すればよいのだから選管も差が出ることは容認している訳である。  実際は一方でそんな高価な費用をかける意味がない、という事や、他方で公営限度額の10分の1位で(=業界標準の作成費用で)作ったものでも掲示板に貼る効果にはさほど違いがないことから、何回もの多くの自治体選挙でのポスター作成で、自ずから業界標準の作成費が形成される訳である。  であるのにそもそも作成原価の精査がなく、税金を請求するに当たって、印刷原価(と応分の営業利益)を示さなくても良い、となっている法、制度、条例、手引き、運用の欠陥が決定的に理不尽で愚かだ。だから制度を逆手に取って、10万円で作成納入したものでも100万円かかった、と言い張ることを可能にしていることが全く理屈に合っていない。   能う限りの税金詐取の不正を許してしまっている無法状態が現状だ。

そして選管職員や裁判所=裁判官は六法全書の字面のみを見ていて現実の選挙ポスターがどのような品質、技術で作られ貼られ、使用されているかについて、候補者と印刷社がどのような腹黒さで公金を貪り、制度を馬鹿にしているかについては一顧だにしようとしない。  裁判官は選挙など馬鹿にしきっていて自身は投票などに行かないのではないかと思ってしまった。


老人のブログをクリックして訪問してくれた中で柏市民オンブズマンが柏市議選の選挙ポスターについて狭山市民オンブズマンが埼玉県議選のポスターについて、老人と同様の問題意識と疑いを持って、監査請求から提訴に進み手続きに従って提訴中のようである。
(平成29年2月14日、補足訂正 狭山市民オンブズマンは監査請求棄却を受けたが、他の裁判に取り組み中のため、ポスター代での提訴はしていませんでした

老人の提訴は制度に一太刀も浴びせることができないまま、この11月10日敗訴判決が下った。  これで公文書不開示取消裁判に続き 2連敗となった。 判決→file:///C:/Users/5870n/Documents/・茨城県議ポスター裁判判決.pdf

画像
        クリックで拡大

(後注)
平成26年の茨城県議選には出馬した新人7〜8人のうち「維新」を名乗って4人が立候補し、すべて同じ印刷会社でポスターを作成した。(残念ながら選挙では全員落選した)そのうち3人は公営限度額と枚数、単価とも1円の桁まで同一の金額であった。それぞれ違う選挙区なのに異なった限度額に100%の一致である。  (維新も何回か名前や構成が変遷しているので、どの「維新」かは説明し難い)

4人のうち、残る一人のポスター代は公営限度額に対し99,3%、87万3180円の請求だったがこれにも大きな疑問が付随する。   この選挙区は稲敷市で26年県議選での公営限度額は1629円×540枚=87万9660円であった。この候補者が作ったポスターの金額は1617円×546枚=88万2882円で、その為上記26年選挙の公営限度額とは単価で12円低かったものの、枚数では6枚多かったため、総額に違いが出て100%ではなかった訳だが、実はこの金額は前回22年選挙のこの選挙区の限度額なのである。  つまり、選挙ごとに公営限度額は人口、選挙区などによって微修正されるのに、その確認をなぜか行わず前回選挙時の公営限度額一杯、100%で作成したので、26年公営限度額との間に違いが生じ、93,3%  99,3%しか請求できなかった疑いが強いのである。 他の3人と同じく実際の作成原価など一切無視して、公営限度額一杯という手法には変わりがない。

新人の乏しい資力を補うといった(もしあったとすれば)当初の趣旨を、全く潜脱して、全員が同じ手法を使って高額の公金を引き出す結果となった、と老人は思っている。

ポスターの作成費用が、用紙、インク代、デザイン、裁断など印刷の基本原価から積算されるのではなく、公営限度額を睨んで全く、不正に作られている証拠である。  しかし、県選管職員も裁判所も、条例が認めている範囲内であれば何ら違法ではない、とした。  自分のお金ではないからね。
 





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管理人です。
私はプリンターで文書をスキャンして、PDFとJPEGに読み込むことができます。
今ブログに判決文書を張り付けたいのですが、PDFの拡張子は表示できないというメッセージが出て困っています。
JPEGの方は張り付けることができるので、ポスター代判決の1ページ目をこの投稿に表示していますが、全部表示するには16ページ分を張り付けなくてはなりません。

PDFの拡張子をJPEGの拡張子に変換してでリンクを貼リつける方法か、JPEGで16ページ分を一つのファイルにする方法を、どなたかご教示頂けないでしょうか?

アドレスはプロフィールにあります。よろしく。
バラつく意味
2016/12/09 22:03
突然PDFを張り付けることができました。

file:///C:/Users/5870n/Documents/・茨城県議ポスター裁判判決.pdf

関心のある方は↑をコピーして検索し、飛んでみて下さい。
バラつく意味
2017/05/10 00:15

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