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zoom RSS 阿見町・特別委員会傍聴

<<   作成日時 : 2017/03/07 14:54   >>

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自分の住んでいる町の議会を覗きもしないで、2月24日よその町の議会を見に行った。 阿見町の特別委員会だ。何の特別委員会かというと(阿見町の)「水道事業所に設置された追尾型太陽光発電システムの調査に関する特別委員会」という長い名前のついた委員会の第4回会合である。

町の外から無責任に見ていると、あまりに単純素朴で明解な進行に気が抜けてしまう。

 水道事業はどこでも同じらしいが一般会計からは独立した会計らしい。いろいろ事業を行って入札・契約を何件も処理したところ、入札差金が2500万円ほど発生した。 そこで太陽光発電を導入して売電し、市財政に寄与しようと考えた。 独立会計だから議会の承認を得なくても事業を計画することが可能らしく、議会に諮られなかったことから18人いた議員がこの太陽光発電事業について事前に知ることはなく、機器設備の落下損壊事故が起きてから初めて詳細を知ることになったようだ。  

元請けが、株式会社ナカジマ→下請けが有限会社ラッサム→孫請けが設備工事・土木工事会社・電気設備会社など4社。  その施行体系の中で孫請けの4社に工事の全てを丸投げした「有限会社ラッサム」は、町長の親族が関係している会社で、しかも本社のある福島県建設業許可業者名簿に登録がなく無免許だったことが判った。

そこで町水道課の職員がその無登録を知っていたか,「ナカジマ」が無登録業者の「ラッサム」をなぜ下請けにしたのか、を聞くことになったのである。  ナカジマの代表と町水道課の職員は出席したが参考人として鍵を握るラッサムの取締役は(連絡がつかなかったという事で)参考人招致に応じなかった。


参考人の陳述は結局、前例のない契約が結ばれていたがそれは「うっかりミスだった」、という事だったようで、職員も「ラッサム」が町長の親族が関係する業者だったことは知らなかったという事で、全体の解明にはほど遠い中途半端なものに終わった。 知らなかった、ミスだった、というのは丁度どこかの元知事が記者会見で言ったことと共振する。

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全体の工事に何の貢献もせず、全部丸投げした無資格業者をなぜこの工事にいち枚噛ませたのか、言ってみれば仲介手数料を何パーセントか中抜きする為だけの起用だったようにも見える。 

天田町長は古く昭和41年(1966)から地元で商店を経営していて、平成9年→平成17年→平成20年と社名変更しつつ親族が会社をやっていた。 この会社(変更後ドリームドットキャッチ)→(更に変更後ニューステージ)の取締役の一人が前述「ラッサム」の取締役でもあり本件工事の名目上の主任技術者でもあった。  いろいろ伏流水のような関連事実が他にも付随するが、はっきりしない。


委員会は事実の解明に進むのではなく、上辺だけ調査をしたが判らなかった、という形式・体裁を整えるために開いたように見えた。 丁度東京都の築地・豊洲市場の問題で近く100条委員会が開かれるようだが、解明を目指すのではなく判らないという弁明を引き出すだけのものになりそうで、時間の無駄とも思える。


愛媛県高知県、東洋町の元町長、澤山保太郎さんのブログに、石原慎太郎元東京知事の責任について触れた投稿があり、そこで以下のような指摘がある。

≪引用開始
〜従って行政を遂行する動機や目的が利権につながったものになるのは必然なのである。あるいは初めから、利権行政を目的に役場に乗り込んでくるということにもなるから、憲法も法令も住民の福祉・人権も何も見えないのである。原発が巨大な危険を伴うということについてその結果を見通した判断も利権にかすんで見えなくなる。大小いろいろな規模があるが、行政を動かす者は、憲法や法令を絶えず勉強し相当大容量の学習能力をもたなくては、まともなことは何もできない。
全文はここ・News & Letters/554 

〇豊洲にしろ豊中にしろ、室戸市や東洋町、高知県庁・・・いたるところ公のものの私物化が進む。住民訴訟の大半が、この私物化と人権蹂躙に対する抗議活動だ。(News & Letters/553)

≪引用終わり       

大小いろいろな規模があって、愛知県新城市の土地購入や、埼玉県上尾市の図書館用地購入についても、茨城県牛久市の用地購入でも、何億何十億という規模ではないものの、住民から見て全く不自然な事案が起きている。  



2月24日の委員会は10時から開かれた。 当日は風の強い日でナナハンが煽られ、老人は10分ほど遅れて10時過ぎに阿見町庁舎についた。傍聴を申し込むと既に9席作られた傍聴席は埋まっているという。 残念と思って立ち去りがたく唇を嚙んでいたが、事務局の職員が既に開かれている会議に一応聞いてみる、と言って呉れた。数分後委員長の許可があったとして10人目として傍聴することが許された。  町外からの野次馬に傍聴を認めて頂いたことには感謝した。
  
12時を過ぎて午前中の参考人聴取が終わって昼休みに議員は食事に散り、傍聴の市民は帰宅した。 老人は会場に残って見るともなく見ていた。すると特別委員会委員長と議会事務局長と他にお二人の議員が(老人は町外だからお顔もお名前も知らない)4人で何か打ち合わせをしていた。   ひそひそという感じで、目配せをする感じで・・・。
午後になってその意味が判った。   参考人聴取はもう十分だから、後は文書提出で済まそう、これまでの経過を記録としてまとめてそれで審議しようという動議が出され、賛成多数でそのように決まった。 参考人に一回も質問しない議員が起立採決で賛成に回り、熱心に質問した議員からはこの場合多数決はそぐわない、事案の解明が委員会設置の目的だったのに、と縷々述べたが、委員長は採決は有効だ、として譲らずそのように決まった。次回も、今回出席しなかったラッサム取締りを招致することになった。 招致に応じなかった場合どうなるのだろうか?


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