市民オンブズマンつくばみらい改め 劣化と失調

アクセスカウンタ

zoom RSS 公営負担という名の選挙ポスター代詐取

<<   作成日時 : 2017/05/16 17:21   >>

驚いた ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 0

老人は選挙ポスターの「公営負担制度」の悪用に異常な関心を持っている。

選挙ポスターは、自治体が条例で決めれば、限度額までは公費で負担される。 その最も初発的基本的な趣旨は、公職の候補者として有為な人材を得るために選挙出馬に当って経済的資金的負荷を幾許かでも軽減して、富裕層だけでなくあらゆる階層からの政治参加を促したい、というものであったろうと思う。

家柄、資産、経済的余裕などがなくても国県市町村の政治や議会に参入して公金の使途について議論し検証して公の幸福に貢献しようという人材を支援する制度だ。民主主義を維持するための必要経費とも言える。広く公的なコストである。(理由は知らないが今のところ町村には公営負担の条例はなく、一部の市の中にも条例未制定か廃止かで支援のないところがある)

ところがその費用負担の限度を決める計算式が怪しい。  昭和25年、1950年当時、国の選挙を前述のような理想によって豊かにしようとしたらしい、当時の役人か、有識者や学者か印刷業者か、そのあたりが種々の事情を勘案して決めたようだ。  今となっては、なぜそういう計算式になったか誰も説明できなくなっているのに、国県市あらゆるところで前例を墨守して公金の無駄使い→詐欺横領公金略取を誘発奨励している。

そこで少し調べてみた。


全国市民オンブズマン連絡会議は、建設土木工事など自治体の公共契約について談合疑惑度の全国落札率調査をふまえ、落札率95%以上を「談合の疑いがきわめて強い」、落札率90%以上を「談合の疑いがある」としている。選挙ポスターは土木・建設・道路工事入札のような、競争入札もなく限度額までは無条件で交付されるところから、限度額100%の使い切りである時、候補者と印刷業者の共謀による不正請求である疑いが濃厚である。

ポスターを作るには勿論相応の原価がかかる。選挙ポスターの場合ユポタックという裏に糊が付き表面が雨に濡れても丈夫なプラスチック塗布の用紙と、屋外に掲示されるための色飛び対策として特殊超耐光性(耐候性とも言われる)のインキを使用するのが一般的らしい。 どこの選挙でも光沢のある多色刷りのポスターの中で、理想を追求する使命感に溢れた顔がほほ笑んでいるのが定番だ。 

そこで本報告では自治体によって異なるポスター限度額を予定価格=落札率と同じ意味合いの、限度額=使い切り率、という角度から考えてみた。全国オンブズでは建設・土木などの入札について「真の競争入札(一般競争入札)が行わると落札率が80%台以下になる」としているようだが、選挙ポスタの場合、業界標準で普通の契約が行われれば、使い切り率は25%位までに削減が可能と思われる。
画像
      柏市議選のポスター費用一覧 (データ転記にミスあり、交付額を2298万2940円に一人平均を488,999円に訂正)
T
★ 千葉県・柏市議選は平成27年8月に執行され36議席を目指して47人が選挙戦を戦った。この選挙でのポスター公営負担は単価1,034円×540枚で558,360円が上限金額だった。47候補全員が上限満額の印刷費を請求すれば2624万2920円の所、実際の請求は2298万2940円で、用意された予算に対する使い切り率は88%だった。一候補者平均で489,999円を使ったことになる。  

選挙後、実は約16万円の契約だったのに業者が勝手に市に対し558,360円の上限満額を請求し差額を盗み取った、と主張する候補者が出て大いに問題になったが、該当業者は詳細な説明を拒んだまま、司直の捜査も進まず解明には至っていない。  
画像
         他の候補者も水増しか?
 


★ 市民オンブズ柏のメンバーは『ポスター代が過剰でありもっと低廉な価格で作成できた筈だ、デザイン料・企画費を含めて18万円が適正価格だ』として住民監査請求に及び請求棄却を受けて不当利得返還を求める裁判を起こし、現在千葉地裁に係属中である。仮にオンブズ側が妥当だと主張する18万円程度で全候補がポスターを作成できていれば使い切り率は32%程度となり、実際に支出された負担金との差額1453万円余りが節減できたことになる。


★ これまで各地の同様裁判では、ポスター作成費用は候補者と業者の自主的な契約に任され行政はその品質などには関知しないとされてきた。が、作成原価の内訳を全く検証しないという制度の欠陥が、満額費消を奨励するかのように、限度額使い切りへ強く誘導吸引する結果を招いている。柏市議選のポスター代を条例の限度額に対する使い切り率という視点から調べてみると、47候補中17人が100%使い切りを→90%以上で線を引くと(50万円以上の)33人が→つまり立候補者の実に3分の2が70%以上の使い切り率だったことになる。 

(以下 続く)

テーマ

注目テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 2
驚いた
ガッツ(がんばれ!)

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文

マイリンク集

  • 常総元気塾問題を考える、ひつじの日記
  • 京都大学原子炉実験所助教 小出裕章氏による情報  小出裕章(京大助教)非公式まとめ
  • 浦安市民の情報交換ブログ
  • 市民オンブズマンいばらきブログ
  • 公営負担という名の選挙ポスター代詐取 市民オンブズマンつくばみらい改め 劣化と失調/BIGLOBEウェブリブログ
    文字サイズ:       閉じる