餓鬼岳

この夏、北海道の山で大きな遭難事故がありました。  中高年のツアーがトムラウシで悪天候に遭い、悪い条件が重なって沢山の犠牲者が出ました。     連れ合いが山に行く当社でも深い関心を持ってニュウスを見ました。
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そして、先日予定された北アルプス餓鬼岳(2647 m)へ行きました。  事故があったからと言って見直す訳ではなく、より慎重にとは思うものの悪条件は他人事のようです。 雨と台風の影響で予定日が1日潰れ、予備日のない3泊4日で女3人組が出発しました。


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                 帰りの切符


無事に行って来るようにと送り出したのですが、さあ一人になるともう何をするにもルーズになります。  独居老人に共通の事なのか、食事を作る気になりません。   1日だけ店に行きパンと牛乳を買いこんで、サラダもスープも作らず齧りました。  パンがなくなれば乾麺を茹でて啜りそれで終わり。  肉も魚も食べません。

一人では酒を飲むのも億劫です。かたずけも面倒、カーテンも開けません。   新聞を読みパソコンであちこちのページを覗き、次々にリンクを辿って書き込みを渉猟し、書くべき文章も書かずに疲れて眠ります。


気が付いたら風呂へも入らず、ようやく4日目に風呂へ入り、洗濯もしました。   4日目、夜遅くなると言っていた連れ合いが夕方7時前ひょっこり帰って来ました。   そろそろ蕎麦でも茹でようかと思っていたので大いに驚きましたが、無事に帰って来たのを喜びました。  



大変きつい山で、眺望も乏しい6時間の登りを10時間かけて登り、 雨にぬれた角材の橋で足を滑らせ3メートルほど落ちて足を打ち、さらにその後もう一度木の橋を踏み外して向う脛を打った、疲れたと言いながらズボンをまくって見せると紫色に腫れて、2か所傷が付き血が滲んでいました。    翌日行く予定だった唐沢岳も割愛して1日早く麓まで降りて温泉に入ったとの事。  
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    朝日新聞社発行、続日本百名山・餓鬼岳より借用転写・翌日この中腹を巻いて下ったそうです。頂上はこの奥。



捻挫や骨折をしなかったのが儲けもの。普段から立派なお御足が2倍もあろうかというくらいの太さに腫れていて痛々しく見えましたが、リハビリになるからと駅から30分程を歩いてきたことにも驚きました。翌日落ち着いて見ると腕も顔も肘も打ち身になっていて紫色に内出血していました。
  遭難・事故は悪い条件が重なって起こります。女性3人では怪我でも負ったらどうしようもない状態になったろうにと思いました。   そうならなくて良かったと安堵しました。  年齢が加わって以前の体力ではないのに装備は軽くなるわけではありません。  
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山小屋で記念のスタンプを貰ったそうです。   鬼が花束を差し出しているだけの、飾られていない、素朴なカードが峻嶮さを表しているようで、よくこんなところまで来たなと言っているようです。




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