コンパニオン付き視察研修 1

今年の市民オンブズマン全国大会は岡山で行われ、大会宣言の中で「監査制度を実効性あるものとするため、議員監査委員・天下り監査委員を廃止し、法改正を含め監査委員の独立性・専門性を発揮できる体制を確立させること』を求めている。   

老人は「監査制度の実効性」について若干の感想を持つので以下に述べる。  

 合併前の伊奈町では行政協力員である区長が1年に一回バスを仕立てて研修に行く事が慣例になっていた(ようである)。   平成13年福島・芦の牧温泉、14年群馬・草津温泉、15年山梨・石和温泉、16年・福島・松川浦温泉、(17年はこの年のみ日帰り・栃木県の観光食堂で食事・宴会)、18年、日光鬼怒川温泉。参加者は40~48人ほどで区長が40人くらい、総務課職員が1~2人、市長(町長)と議会から議員、大抵は副議長か、議長が参加していた。


 このうち18年の視察研修にコンパニオンを呼んで税金で飲み食いしたと老人は19年3月に監査請求し、金額は1万2千円程であったが「市は区長会に返還を求めよ」という勧告が出て、返還もされた。   (監査結果)   同行した市長は後、テレビ朝日のインタビューに『さあ、コンパニオンがいたかどうか、覚えていませんな・・・』等と答えている。16年の決算報告にも堂々とコンパニオン代が計上され、15年度の資料にもコンパニオン費用が報告されている。それ以前は資料がないという事なので証拠はないがお前ら  これまでもコンパニオンをあげてどんちゃん騒ぎをしていただろう!   と老人は数年にわたって同じ事が行われていたのだから遡って監査すべきだ、と付け加えたが監査委員は1年という期間要件を発動し、過去の分は監査の対象外とした。   老人は「監査して不適切な事はなかったというのではなく、そもそもこの分は『監査しなかった』のであるから、疑惑は解明されず残っている」と考え釈然としないままこのように陰険に繰り返し蒸し返すのである。周辺の区長・職員・議員・町長(現市長・飯島善)などは記憶がないのか、さっぱりした、物事にこだわらない、性格の良い謙虚な人柄なのかだんまりである。

(平成21年11月付記・ 慰安旅行は平成12年栃木県鬼怒川温泉、11年千葉県天津小湊温泉、10年新潟県月岡温泉と13年以前からも行われていた。知らないとか記憶がないとかはあり得ない)

この区長会は、合併前の伊奈地区の行政協力員として合計2000万円程の報酬を得る約120名ほどで構成され、これまで年1-2度役員会を開き研修会を行っていた。しかしこの監査請求の過程で会費も取らず、会計も監査も機能していない名ばかりの、全額補助金頼りの総務課お抱えの組織である事が判明する。総務課は町の広報などを(前述の通り1人10万円から50万円程の報酬で)委託し、更に150万円ほどの補助金をつけ、役員会と称する飲み会を設定し、視察と称して各地の温泉旅館を探してはコンパニオンをキープして普段の御苦労に報いる慰安旅行を繰り返していた。  連絡も設定も、補助金の申請も決算報告もぜーんぶ総務課の職員が勤務中に担当していながら、情報公開を求めると、しゃあしゃあと、文書は区長会のもので市のものではない、などと言っていた。


つまり区長となる有力者を(行政協力員報酬の2000万に上乗せして)一泊1~2万のお安い金で、或いは6~7000円の会食で、それも税金で饗応し、飼いならして行政の手足として使いこなしていたのだ。市民も甘く見積もられたものである。   この過程で資料を公開するかどうか膝詰めで話す機会があったが会長だの監査だのと名乗る10人ほどの区長達は、口々にこの程度の事(役得)は普段苦労しているのだから当然だと言って譲らず、税金で飲み食いした事に全く反省は見られなかった。


この役員会なるものの案内には、午後3時半・4時集合とあって、ご丁寧に『会議のあと懇親会があるので車でのご来庁は遠慮してくれ』とある。   つまり打ち合わせと称して役場に来てもらい、1時間ほど油を売って貰ったあと、自分たちの勤務の終わる5時過ぎ料亭へ移動して飲み会を開き、町長と総務課長などがやあやあと挨拶して懇親する訳である。飲酒運転が社会的に非難される折から車での出席はご遠慮をという、かゆい所に手が届く配慮である。
帰りの送りのタクシー代まで勿論補助金である。区長も総務課員も自分の腹はちっとも痛まない。ある年の報告には各方面へ送ったので3台分のタクシー経費が計上されていた。



その後区長会は総務課から独立し、会長宅に事務局を移し活動するという改革派案が採用され名目的にはしっかりしたようであるが、(その後その改革を訴えた区長は地元で解任された)、そもそも会費を徴収せず、会計も書記もいなければ機能するはずがない。今迄市から補助金を貰って(貰ったことにして総務課が)回していた事務は補助金が来なくなって一銭もなくなり、何の動きもできない名ばかりのものとなったようである。
  

地域の有力者がコンパニオン付き慰安旅行がなくなってさびしがっているのかぜひ聞きたいものであるが、20人いる議員が唯の一人もネット発信をしていないような町であるから、200余人いる区長達のうち、このページを見て頭から湯気を立てて怒るヤツがいる、という展開にはならないかもしれない。役場の職員(結局は市長だ)に僅かの金で飼いならされて恥ずかしかったというような気概には恐らく今後百年経っても至るまい。(泣・涙)

この宴会旅行に議会から指定枠があるのか議長・副議長などが交際費から公金を支出して参加、公務として日当までつけていた。15年には冨山和夫、16年細田忠夫、17年直井誠巳、18年高木寛房。


尚17年の日帰りの年は茂木町の有機物リサイクルセンターを午前中1時間ほど視察、観光食堂で宴会をしたあと、馬頭美術館により、緒川村物産センターかざぐるまにより、那珂湊魚市場によって帰るという、バス2台を連ね車中賄いとして酒ビールなど6万3千円程を持参した文字通りの観光飲酒旅行である。   ↓ 平成17年日程表/昼食・宴会と表記
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  これがAコース。      Bコースは合併前の谷和原村である。



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