『委員会付託』という事

半年ほど議会傍聴から遠去かっていたが久しぶりにつくばみらい市の議会・経済常任委員会を覗いてみた。自分が出した陳情がどう扱われるのか知りたかった事もある。
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委員長は中島(清)さん、委員は川上、小田川、染谷、今川、海老原の皆さん、1時半に行くと提案予算の訂正という事で既に開会前の説明が始まっていた。傍聴市民がお一人いて老人は二人目、議員傍聴は鐘が江、直井(高)、坂、古川、中島(五)、高木、新議長中山さんの7人。

1時40分に委員会が始まり次々に議案の説明が行われ委員が質問し執行部理事者側が数字を説明した。やがて議案第5号「つくばみらい市暴力団排除条例」の説明になって、委員の一人が

Q 市内に暴力団のみかじめ料のようなものがあり、相談も受けている、(市内)高岡のH企画に居酒屋は5千円、スナック月1万円払っていると聞いている、しかし怖いので声を上げられない、市職員に言ってもまっすぐ取り上げて貰えないという実態がある。どうか?というような問いがあり、
A 市民から相談があった場合対処しなければならないと思っている。県や警察と連携を取って対処したい、というような心許ない説明があった。

又別の委員が
Q 暴力団に類似するものはどうなっているか?この条例には含まれないのか?と質問した。

説明の課長は

A 茨城県の暴力団排除条例の第2条第2項に規定があり(注・調べたら、暴力団員とは 法第2条第6号に規定する暴力団員をいう、とあって→(そのとは国の法律「暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律」)で第2条の二に 暴力団 その団体の構成員(その団体の構成団体の構成員を含む。)が集団的に又は常習的に暴力的不法行為等を行うことを助長するおそれがある団体をいう。 6号には構成員とある、 法には構成員としか書いてない、等ともごもごと意味の通らない説明をした。市民の方にも広報する。

委員からは、
Q 現状市内を右翼や同和の街宣車が走り回っているのに市民に協力をと言っても通用しない、一体同和や右翼は条例にいう暴力団ではないのか? と尚質疑が続いた。実はこの時傍聴の中島五郎議員は半分手を挙げかけ、背広のボタンを閉めて立ちあがろうという気配を示していた。

普段老人は議事を妨げるような発言はしない。そう心がけているし、何年も通って審議中に不規則発言をするような事はしなかった(多分数えるほど少なかったと思う)。しかし今日は思わず大声を出してしまった。ここに県警OBの大幹部がいるではないか、専門家に聞いたらどうだ、何のために議員として委員会に列席しているのか、県警の幹部なら暴力団についても参考になる事が聞けるではないか? なぜ専門家に聞かないのか?と。 

普段傍聴者のヤジなど聞きなれていない議員の皆さんは驚いたようだ。しかし中島委員長は傍聴者の発言は許していない、傍聴者は静粛に願います、と言って取り上げようとはしなかった。。又居並ぶ議員の誰一人も、そうだ県警OBの意見を聞いてみようという風には進まず、休憩になった。老人は休憩時間ならばと控室に移動する皆さんに言い募った。議員として選挙され委員会に出る、議論を聞く、今まさに同和を標榜する車が市内を走り回っているのに、その事に触れずに暴力団排除条例を審議しようとはおかしい、中島五郎さんは委員会で発言しなければ何時発言するのか、と。中島さんは選挙ビラに県警本部会計課長とか県警本部地域部長とかひたちなか西警察署長とかを歴任したと書きこんだ方だ。https://userdisk.webry.biglobe.ne.jp/014/629/92/N000/000/003/132404373350113211453_IMG_0002.jpg職員が法第○条に書いてあって構成員がどうのこうのなどというよりは余程明るいに違いない、と思われた。しかし議会のルールは守らなければならない、委員以外の発言は出来ない、と中島さんは穏やかに話された。

議員のお一人からはしばらく顔を見なかったので病気かと思っていたが結構元気だね、と皮肉を言われた。

大勢で全部の議案を審議すれば効率が悪い、だから少数の委員で所管分を審議する、として教育民生、総務、経済、の委員会に別れ議案を審議するのだろうが、規則に捉われる余り傍聴の議員は全く発言してはならない、かのように運営を捻じ曲げている。本当におかしい事だ。  その中で条例が提案され暴力団と右翼、同和などはどう隣接するのか又は関係無いのか、街宣車が市内を席巻していて、目に見える課題になっているのに、その事に詳しい議員が居ればその知見の開陳を求めるのは全く理に叶った事だ。情報を共有できるし理解が深まるのに委員会付託という手続きが員外委員の発言を全く封じるような運営になってはとても議会とは呼べないし真面目な審議とは言えない。ましてや改めて招集したり出席を求めたりするのでもなくそこに会議開会時から傍聴出席している方なのだ。一般市民に発言を求め許す議会・委員会さえあるのに選挙で選ばれた議員だ。何の不足があろう。    このことは他の新人当選議員にも強くアシストしておきたい。皆さんは市民の熱い負託を受けた議員だ。古参議員と権利も義務も同等だ。遠慮はいらないし、疑問点を聞かなかったり、経験し蓄積してある知見を披露しないようなら議員の資格に疑いを持たれるでしょう。


この後全ての議案審議が終わり請願陳情の話になった。TPP参加中止請願は採択されもう5時20分になっている。
愈々老人の出した陳情の番になった。
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老人は陳情を出した本人がここにきているのだから発言を許して欲しいと僭越にも申し出たが先程の経緯もあってか、これまでと同じように発言は許されず、うるさければ退場を命じると言われてしまった。委員の中から陳情の趣旨には現状を反映している面もあるので委員会として文言を精査、検討して再度審議する事にしてはどうか、というような一見好意的な意見が出て、委員長が内容を検討する事になり即却下や審議に入らず資料配布のみという門前払いではなく再度検討して呉れるようになった(らしい)。


しかし陳情は現状の大量な残土持ち込みに対して、市条例に仕組みとして準備されている環境保全審議会の開催を求めているのだから、審議会の開催を求める事に議会・委員会は積極的なのかは、或いは折角組み込んであるのに審議会の招集は必要ないのかそこに一言も触れないで陳情の文言を精査するとか遠巻きにしているのはおかしいと思った。ここにも自分の考えを言わずに違法残土持ち込みと正対することを避けているような危うさが見える。


つくばみらい市議会にはおかしなルールがあって市民が出した陳情も、議員が発議した形でないと正式なルートに乗らないらしく、わざわざ文言を修正して議員発議として出し直すルールになっているらしい。議員さんは偉い、市民は蒙眛で文章も書けないだろうから賢い議員が修正してあげようという事らしい。陳情の中に同和とか指定暴力団山口組と書きこんだのが何らかの警戒センサーに感応したのかそこは判らない。


今議会では残土問題に関し3人の議員が質問通告をしている。 
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どういう切り口で迫り執行部理事者側がどういう経過説明をするのか注目している。




最後に中島(清)経済委員長の采配に触れておく。中島さんは意見を求める時に、「他に意見はありませんか?」と言ってから少し時間を開けていた。その僅かな2秒か3秒の待機の瞬間が好ましかった。そこには単に形式ではなく、委員の発言を待つ、引き出す姿勢が窺えた。これまでの多くの委員会では発言・意見はありませんか?と言う時発言がない方が良い、発言するな、という暗黙の威圧が感じられたものだが、今日の進行には実際に素直に発言を待つタイミングが有り、質疑を促す感じが窺われて好ましかった。些細な事かも知れないがこういう事も傍聴していなければ判らない事柄ではある。

委員会が傍聴議員や陳情者の発言を徴さなかったのは残念だったが、改善は一朝一夕にはできないのだから今後も議員同士がより良い議員間討議を行えるように切磋琢磨して成長して欲しいと思った。


これまでと同じように今後も、老人が不規則発言を慎む心算である事は言うまでもない。






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