無法地帯

市内数か所に大量の異常な盛土が持ち込まれ大きな環境破壊が続いている。3月22日、つくばみらい市議会・本会議でその盛土に関する一般質問が二人の議員からあった。

中島(五郎)議員は

『12月議会の時は市民の一人として聞いていた。その時は市民として納得できるものではなかった、市は緑豊かな環境を作ろうと計画している、環境総合計画の中で市民の意識高揚、発生源の監視等と言っている。現実はどうなのか市民の意識啓発はどうなっているのか、問題発生と把握しているのか、改造(ダンプ)トラックが走りまわっている、道路も破損した、既に違法行為という状況になっている、改良区へは連日街頭宣伝行動が行われている、これまで市はどういう指導をしたのか、警察との連携はしているのか。簡潔に答えて欲しい。』     と問うた。

『あそこにあるのは業者に確認したところ一時堆積の資材であって市の環境保全条例外のものなのでどうすることもできない』、という事らしい。中島議員に答える片庭市長はペーパーから一度も顔を上げないで字面を読んでいるだけだ。



川上議員からは驚くべき現状が報告された。      

川上議員が北山、原山等何か所かのうち、きらくやまそばの「野堀」の現場を視察しに行ったところ即作業員が出てきて、

『名前を名乗れ、何をしに来た、』と訊いてきたそうだ。
『ここは公道・市道だ、名前を名乗る必要も用件を言う必要もない』、というと携帯で更に他の作業員を呼ぶ。

道路はぬかるんで長靴で歩く状態で補修のため重機が入っていた、その動いている重機の横を歩いてなお進んだところ、後から来たその作業員も

『名前を名乗れ、何をしに来た』と訊いてついて来たそうだ。

あなたは市民が公道市道を歩くのを妨害するのですか、と聞いたところ、『いや、妨害はしない」』と言いながらも付き纏っていたそうだ。    

その他にも街宣車が大きな音量で市内を走リ回っている。市民が普通に歩ける状態ではなくなっている。市長は現場を見に行ったらどうか?



公道市道を歩くのに理由を聞かれるなどまるで暗黒街の縄張りのようだ。そういう状態が白昼のつくばみらい市に堂々と現出している。


その残土の違法な状態に対する質問に対して市はどういう見解を示したか?というと
市長『北山の件は当初許可をしたが計画以上の土が持ちこまれてしまった。改善勧告・措置命令は出したがまだ暫定的にしか改善されていない、引き続き指導して行きたい、神生の件は条例を作っているところ、県や警察・関係機関と連携を密に取って対処したい。』
市民経済部長『地元地権者にこれまでどうして指導しなかったのか、という件については今回はきらくやま周辺の地権者が勇気を持って事業に反対しようと相談に来ているので協力したい。』


川上議員は、『一連の件は違法状態が判っていたことだ。一方で指導し、改善命令が出されているのに伐採許可申請が通り、残土を新たな申請地に動かすと出ている。が盛土は何も変わっていない。明らかに違法状態は判っているはず、なぜ手を打てなかったのか?今は勧告や指導の段階ではない。もう阻止、取り締まりすべき段階ではないか。なぜ環境保全条例にある審議会を招集しないのか?審議会には関係者の出席を求めて説明させることもできるし、学識経験者や警察関係者も入れる事ができる、条例は将来にわたって環境を保全するためにあるはず。是正命令から許可取り消し、→従わなければ罰則を適用、事業停止→原状回復を命じるともなっている。条例の細部も他市のように厳しくしなければならない』  と質問した。


片見市民経済部長は、「環境審議会を招集しないのは条例に一時堆積行為が書いてないからで、条例改正が先だと思っている、何もしていないように言われるが土質については2度検査している。」と小手先の答をした。

(記録は不正確なメモからのものです。中島、川上議員とも3問目です。数日後のネット映像を参照して下さい。又グーグルで野堀・神生で検索すれば盛土を持ちこまれる前の森林が見られます)

3月22日、つくばみらい市議会は40人近くの市民が傍聴に詰めかけ盛況だった。偶然少し前の記事で映像や図を使ってプレゼンテーションする他の議会に触れたが、この日最初に質問に立った中島議員は国会でもよく使われるフリップというかパネルというか1,5メートル近くの大きなものを用意して道路の状況を質問した。初めて演壇に立つにしては立派な準備だった。議場に向ける余裕がなく執行部席の方にかざしたので議場の議員の皆さんが首をのばし身を乗り出し捻じって注目した。小張地区の道路使用についてパネルのここから~と説明した。見かねて事務局職員がすかさずサポートに立ち、かざす補助をしたのも好ましかった。再度の答弁の時漸く演壇から議場の方に向けて表示したので皆に見えた。
市道や県道○○号と言われてもすぐには近くの市民しか理解できない。手だてを尽くして理解を深めようとする姿勢は尊い。この初心を忘れて欲しくない。

フリップを使ったのはこの数年川上議員だけだったと思う。新人にしては天晴れである。ここから事務局も議員ももっと進化してパソコンの導入、パワーポイントや映像での説明へと深化して欲しいものだ。

事故の危険があるのではないか?と聞いているのに、理事者側答弁が聞いていないことまで飛ぶので理解不能だ。用地買収がどうのこうのとトンチンカンな事を答えている。

そして問題の建設残土の件でも、条例に規定されていない一時堆積だから対応しない、できないとそこに何の問題もないかのような答になった。



何事かを嗅ぎ取って頂けるかと思って、先日

勿論議会にも地域政治にも環境にも関心のない新住民には関係ない事であろう。  職員も法的に書式が整っているから平静を保っているようだ。とレポートした。

しかしこの文言は本意ではない。 無関心でいて結果残土がどうなるかは、結局国県市の公金で処理するしかないことになる。有限会社、国藤農業改善研究所は資本金300万円の弱小企業に過ぎない。しかも会社側は、市との交渉の中で警察に農地法・残土条例等で、逮捕されればその後の復旧はしない、と開き直りのような理不尽な通告をしている。仮に倒産すれば原状回復責任を果たすことは出来ず結局公費税金の投入となる。


関係ないとは言っていられないのだ。県の住宅供給公社も同じだ。全く計画性もなく土地開発等の事業を先行させておいて挙句バブル崩壊を機に倒産、事業廃案に至ったがこの間土地の買収などに群がった利権屋、議員、地域首長、天下り県職員等の関与は全てご破算にされて、知事の減給など形だけのもの以外責任を問われる事はなかった。




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