嘘をつくばみらい市長

1年ほど前、残土持ち込みに触れて「脅迫される市長」という記事を書いた。そこでは同和団体幹部でもあり残土搬入業者でもある国藤農業改善研究所代表の『~話がまとまらない、わからないようであれば××と○○を市長のところへ行かせる』という強迫紛いの話が進行していた事をレポートした。

その時、こういう言い方はどうか、と少し危惧しながらも、次のように書いた

『政治に志して何回も落選しながら意欲を失うことなく苦節十年を経て当選し就任した片庭市長である。得体の知れない漠とした、或いは個人名を出して威圧するかのような脅し紛いに簡単に屈するとは思えない。しかし仮にトップが同和を標榜する勢力を怖れて問題を解決する気がなければ、部下が真剣になれる筈がない。』

しかし懸念の通りこの部分は撤回することになりそうだ。どんな経歴の方か詳しく知らないが、随分前に自民党系の国会議員公設秘書をしていたらしい。

自民党の国会議員秘書(特に私設秘書)と言えば、議員の汚い金集めの担当というイメージが付きまとい、何か違法な献金や汚職犯罪が露見したら詰め腹を切らされ辞職して議員に波及しないように犠牲になる汚れ役が相場で、当局が事件化して追及が厳しくなると自殺で防壁を作って事件を闇に葬る役目を負わされて来た立ち位置だ。

又ネットには人材派遣業の「ワークホールディングス株式会社 代表取締役」ともあるが、人材派遣と言えば人間関係の多様な絡みが想像され、時には暴力団などとの危うい交渉も不可避になるのではないか?そういう経歴を持った片庭市長が、同和団体の幹部、残土違法堆積業者から「××を行かせる」と言われて沈黙してしまうのではとても、苦節十年を経て(政治への)志を実現したとなどと表現するのはお門違いであったとしか言えない。


「猟官」という言葉があり、本来の辞書的な意味としては「官職を得ようとして多くの野心のある者が競うこと」(広辞苑)であるらしいが、何回も選挙に挑んできたこの嘘つき市長には、権力を求める『猟権』とでも言うべき執着が強くあっただけなのかも知れない。



前便の通り、2012年8月22日に記者会見を行って残土問題で刑事告発へ、と発表し、朝日、毎日、常陽には報道された。
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ところが議会答弁ではぬけぬけと、抑止効果を狙って強く言っただけだと言い逃れしている。はっきり言って   嘘だ!

片庭さんには老人から目出度く『嘘つき市長』という称号をお贈りすることにしよう。

記者会見で、記者を前に大見得を切る、記者はそれを受けて記事に書く。すると報道されて波及し抑止効果らしいものが生じる。しかし実際の刑事告発はしない。業者は痛くも痒くもないから是正命令などは無視してせせら笑う。積み上げられた残土には雑草が生えてまるで20年も前からそこにあった自然の山のようになってしまっている。これでは市職員の士気が上がるはずがない。トップが暴力団を怖れて腰が引けた対応をしているのだ、部下が矢面に立つ訳がない。


別の角度から見て新聞報道の在り方としてはどうか? 

告発する意思もないのに大見得を切った嘘つき市長に協力して(騙されて?)記事に書く。しかしその後1年も告発が実行されないことには触れようとしない。嘘つき市長と記者クラブ報道の見事な連係プレーで、市民を誤読・誤導の回路に誘導し、何か行政が有効な措置を講じたかのように装って錯覚させる。しかし、読売と茨城新聞はこの日の記者会見記事で他の婚活などには触れていながら、刑事告発については書いていない。嘘つきの匂いを察知して賢明にも記事化を避けたのかは判らない。東京、日経、産経などの分は検証できなかった。



普段、名刺1枚でどこの会見場や委員会にも臨席することができ、市民が入手に手間のかかるような資料も無償で提供され、オフレコだと言われる前に核心を突く追及は避け、都合のよい行政PR紛いの提供情報には節度なく喰いついて行く。県の記者会見には生温いながらも一応質疑応答等の痕跡が記録され検証できるが、市段階の記者会見などは理事者側の宣伝文だけで、つくばみらい市でも何ら質疑の後などを見ることはできない。  今からでも遅くないから、『どうなった刑事告発』とでも題した後追い記事を書いて誤報の後始末をつけるべきだろう。



最後に今年平成25年3月議会での残土問題に関する市長答弁を貼っておこう。
25年3月定例議会・議事録3月5日112ページ

○市長(片庭正雄君) 中島五郎議員の質問にお答えいたします。
最初に、残土問題についてお答えいたします。
違法な残土問題の取り組みについては、平成24年第4回定例会で私と担当部長より問題解決に努める旨の答弁をしたところでございます。この件についての現在の状況は、関係機関と協議を実施し、問題の解決に向けて引き続き進めておるところでございます。このような状況のもと、まことに遺憾でありますが、昨年の末から2件の無許可による盛土行為が行われましたが、これらについては今までの経験を踏まえて文書により指導をしておるところでございます。今後、違法な残土問題につきましては、今までの事案を踏まえ迅速に対応し、先を見据えての行政指導や命令等の事務手続きを図る等、問題解決に向けて取り組んでまいります。指導体制につきましても、生活環境課廃棄物対策室に警察官OBの任期付職員をさらに1名採用を予定しており、このほか、関係機関との連携を一層深め、特に警察との連携を図る等、体制の強化に努めてまいります。いずれにしましても、引き続き問題の解決に努めてまいりますので、ご理解、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
なお、残りの質問につきましては、担当部長から答弁させます。



「刑事告発へ」という1年前の言葉などどこへ行ったのかと言う答弁である。行政の中心に嘘つきが居座っていて、職員が裸の王様よろしく阿諛追従し、核心に正対することを避けていては、福祉、企業誘致、地域振興などと言っても市民の共感は得られまい。  議会議員も職員も基本的な公僕としての在り方に思いを致すべきだろう。


それとも公僕なんぞと言う語は、疾うに死語になりましたか。(嘆)

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  • 情報を開示しない市に反論する

    Excerpt: 市の違法盛土問題で市長が刑事告発すると言ってから1年経っているから、その資料が欲しい、と昨年・25年8月にお願いしたところ、まだ告発していないし、そういう情報を開示すると、業者側に知られることになって.. Weblog: 市民オンブズマンつくばみらい改め 劣化と失調 racked: 2014-01-09 17:36