御上りさん

「御上りさん」という言葉はもう死語になっているのだろうか?広辞苑で調べると 『都会に出かけて来た田舎者をからかって言う語』とある

年に2回か3回東京へ出て行くと人の流れ、流れの速さ、溢れる音にめまいがしそうになる。
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       東京地裁2014.1.27
東京地裁を出て、桜田通りを渡り国交省の坂を国会に向かって上った。国会図書館に用事があって一年ぶりの上京だ。地下鉄のひと駅くらいなら歩いた方が早いだろうと思って歩く。国会正面に突き当たり、信号で向こう側を見ると何やら楽器らしいものを抱えた人が立っている。長い信号を待っているとやおらその人がギターを取り出し歌い始めた。
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国会正面には警備の警官が数人立っている。その門に向かって大声で歌っている。横断歩道を渡ってその人の後ろに回った。青年ではない様だ、中年とも言えない位の40代半ばの人のようだ。警官に挑むような感じで大声をあげている。何の歌か判らない。交差点が広いので警備の警官が制止しようと歩いて来るでもなくギターの音が鳴り響いた。

やじ馬精神でお名前や意図を聞きたかったが、歌い始めたばかりだし、勢いを殺ぐような気がして後ろから写真を一枚撮って通り過ぎた。次の交差点についても歌は続いていた。よく通る声で40メートルくらい離れているのに聞き取れた。東京ではこういう抗議というか自己表現というか自由な事が行われているのだと感心した。

警備の大型車両が何台も駐まっている横を通り、国会図書館に着き荷物をロッカーに入れて、入り口のゲートに登録済のカードをかざし難なく入室する。3階に上がって係員に仙台地裁の判決が欲しいと伝え支援をお願いする。  何台もあるパソコンの一台に座り読み取り機にカードを置き、パスワードを打ち込み、資料→データベース→判例→平成○年仙台地裁○号と指示されるままクリックして行くと判決のプレビュー画面になった。む・む!これらしい、これだ! 印刷をクリックして1階に降りる。この間10分ほど、1階でもプリントアウトを待つ人が数人いたが数分でお目当ての資料が出てきて88円払って受け取り用事が終わった。
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習うより慣れろか、前回はすべてが初めてで戸惑ったが今日は30分ほどで用事が済み夕日の中を地下鉄の駅に向かった。
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次の日、人を迎えに成田空港に行った。老人は長い間タクシーを稼業としていて成田へも何度も行っている。成田へのお客様は運転手の夢で、2~3時間の往復で2万円近い水揚げになる上客で10年~20年以上前当時は、空港ゲートで何人もの警官・機動隊員が車を取り巻いてトランクを開けろと言ったり、パスポートの提示を求めたり厳重な警備だった。 空港へは行っても出発階までお客様をお送りするだけだから空港がどうなっているか、ここでもお上りさんで、右も左も判らなかった。 

前回まで施設の中は全く知らなかったが、2年前見送りのため施設の中に初めて入り、離発着する飛行機を何機も見た。食事コーナーが金額の割には粗末なインスタントみたいで気に入らなかった。

今日は免許証の提示を求められただけだった。到着階で待っていると、何やら何組も報道陣がカメラを構えている。誰かタレントでも帰国するのかと思っていたが、帰ってネットを見るとヤクルトのバレンティン選手が来日したのだった。もう少し待っていれば野次馬として見られたのにと思った。
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ところで東京地裁へはオリンパス事件の裁判を傍聴に行ったのである。
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【オリンパス最高裁敗訴後の人権侵害再裁判 第3次訴訟:第7回口頭弁論】
民法709条,民法715条,民法719条~東京地裁 民事第19部 合議審
原告:浜田正晴
被告:オリンパス株式会社(代表者:笹宏行社長) 外1
平成26年1月27日(月) 午後3時~ 東京地裁 527号法廷


法廷は双方が準備書面を陳述したと言う事で2~3分で終わり裁判後の控室で初めて原告の浜田さんのお顔を拝見した。 浜田さんは落ち着いた口調で経過を報告し長い訴訟に向き合っているとは思えないような、苦労を感じさせない冷静さで明るく話していた。自分の行いに正義があるという確信と、決して挫けないで進もうとする強い意志を感じた。  清潔、廉直、快男児と言った言葉が頭の中をぐるぐるまわったが、昼寝を省いたため地裁、国会図書館と久しぶりの上京の帰り、電車で少し眠った。

  

管理人は今後次のブログで投稿を継続します。ブロガリ 劣化と失調

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