市長選挙

各地で首長選挙があり、結果が随時報道されている。  ここ数年投票率の低さが際立って記録されるようになっている。過去最低の投票率という注記が痛々しい。    選挙に対する失望、軽蔑、無力感が激しい。何故こんな投票率しかないのだろうか?   議会と首長、地方自治の仕組みが機能しなくなっていて住民が期待を寄せなくなっているように思えてならない。

仙波敏郎さんのユーチューブ映像の中に東さんの次のような発言があり、全く核心を衝いていると感じた。仙波さんが国賠訴訟等何件もの裁判で勝訴したが本来なら不用のものだった、と東さんが言う。 7分30秒あたりから~

例えば警察の裏金に付いて言えば、県費分については知事に最終的責任があって決裁しているのだから、その執行が適正であるかどうかについて帳票の開示を求め充分に審査する事ができる筈だ。  仮に知事が警察の裏金を審査する事に消極的であっても議会が決算を承認しなければこれも通らない。  議員が各地で公然と指摘されている事に関して鋭敏な感覚で調査し追求し議員としての機能を発揮すればここでも裏金の不正を是正する事が可能だ。自民党多数派は仙波さんの告発に対し一回も質問もしないで無視したそうだ。  そしてまだある。監査委員の存在だ。首長や議員が腰ぬけであっても監査委員は守秘義務があるから警察の秘匿資料にアクセスする事ができる。しっかり監査をすれば捜査報償費の偽領収書や旅費の異常な使われ方の虚偽請求などにメスを入れる事が可能な筈なのにそれをしない。

つまり、制度として組み込まれている何重ものチエック機能が全く蔑ろにされているのだ。公金支出に関する住民監査請求から提訴に至る仕組みは本来、議会や議員、首長や、監査委員が定められた仕事を誠実に果たせば全く不用な手続きなのだ。  元愛媛県警巡査部長の仙波敏郎さんは何件もの訴訟を強いられたが不屈の信念が揺らぐことはなかった。

市町村段階の談合等も、落札率等から一目で判るのに監査委員も議員も機能しないから是正しようと住民が思い立てば尋常でない努力を傾けなければならなくなる。そういう地方政治を見せられた住民が美辞麗句を競い合う選挙に、顔を背けて低投票率で応じるのは、全く現状の改革にはならないながらも一種捻じれた健全な反応であるのかも知れない。

つくばみらい市でも市長選が始まりお二人が立候補された。
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