偽造領収証

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村上典男さんは笠間市から出ている茨城県会議員である。 既に2期目であり今回も再選を目指しているらしい。
村上さんが25年度に政務活動の人件費として計上し政務活動費の交付を受けた、とされる領収書の画像がここに4枚ある。
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良く見て頂きたい。宛先である議員のお名前や、但し書き、領収したとされる補助員=アルバイトなどの署名が非常に似通った筆跡である。  4枚あるから、政務調査活動に4人が従事したのであろう。  
画像の下の方に5-31などとページ番号が打ってあるが、これはこの年度自民党会派の報告書のうち5月分の31頁めである事を示している。 1冊のファイルは約500ページの量があり、自民党分は12冊ある。

4人が同じような筆跡で、非常に似た字体である事に、老人は大いに違和感を持った。   そこで報告書閲覧に立ち会ってくれている茨城県議会事務局の課長補佐氏にこの疑問をぶつけてみた。  すると黒塗りする前の原本を事務局は見ていて、そこには異なった4人のお名前が書かれていた(と記憶している)ので不審なことはない、領収書などを支払い側が準備して金額、名前などを予め書いておくことは事務効率から言ってもあり得ることで、押印がアルバイト本人にされているのであれば、不正とは思われない、というような完璧に納得できる合理的で珍奇高邁な説明だった。

この村上さんの領収証は全てこの類だ。  25年7月の4人分49,000円も、25年8月4人分49,000円も同じ筆跡だ。  26年1月分には9日分=66,000円という日数も記録されている。(勿論この月のものも4枚ある)

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 1日7,000円なら7000円×9日で63,000円、半端が3,000円出るから3,000円を又9で割って2,700円で、更にあと余りが300円、9で割れば1日当たり30円だから余りが又30円・・・・この月の日当はどうやら7,330円らしい。   村上さん、あなたはどうゆう計算基準や、規範意識を持っているんですか?

5月の46,500を日額に割ると1日当たり7,750円になる。 おや?5月に一日当たり7,750円だったものが7月には7,000円で割りきれる金額(7×7000円=49,000円)になっているぞ!   1日当たりの日額が変更になったらしい。

村上さんの計上は更に迷走する。10月分では4日間として38,000円を計上しているから1日当たりは9,500円になるのだろうし、11月には月額で47,500円になり、26年1月分では前述のように66,000円になる。日数が書いてない月の分は何日分かは判らない。  で、そもそもこんな月毎に曖昧な活動費支払いにならないように、アルバイトや政務活動従事者とはちゃんと月額000,000円と協定して雇用契約を結び、その契約書を双方が各1通整理・保管しろとなっている。   月毎に日当が変額制になるようなそんな雇用契約は普通はない。

こんな1年に何回も日額が→(という事は月額も)変動するような政務活動計上は明らかにおかしい、という事だ。 月に7日とか、9日とか活動に従事していれば、顔も合うだろうし言葉も交わすのではないか?そういう日常で領収書の代筆が必要であるとは到底考えられない。  1年中議員の活動を補助していて接触がある筈なのに領収書を(支払い議員側が)纏めて書いてあげるようなことが我が茨城県議会では堂々と通用しているのである。  そして挙句の果てに、その証憑書類は『個人情報が入っているから見せられない』というのである。

文言を飾った条例で交付の条件を定め、証拠の領収書を添付させ、その基になった関係書類を整理・保管しなればならない、と幾ら形式を決めても、その関係書類、添付証憑を見せない、徴集する事ができない、見せないで構わない、となればこの村上議員の様な疑惑の支出が大手を振って罷り通ることになる。


村上議員だけではない。多くの議員の人件費領収書には疑惑の影が濃い。 で、こんなぼけ老人の遠吠えをあっさり解消する事ができ、明快に説明して議員の政務活動費支払いが『如何に真摯に行われているか』示せるのが、関係雇用契約書や政務活動に従事した事を記録した勤務実績表の開示閲覧である。何しろ遡る5年分が整理・保管されているのだから、疑問に答えるのに何の困難も障害もない筈だ。


市議会議長に宛てて、関連書類の黒塗りを解除し、証憑書類を見せて欲しいとお願いしても、議会事務局が保管してあるものは情報開示の対象になるが、事務局にないものはそもそも開示の対象にならない、という木で鼻を括ったような返事しか来ない。  自民党会派にお願いすると、関連書類の整理・保管は事務局経理責任者の扱う事だから、事務局段階で個人情報の為に見せられない、見せろと言う決まりになっていない、、条例にも施行規則にも『手引』にも開示閲覧させる、させろ、とかなっていないんです、という見事な屁理屈を言う。


議会事務局と議員会派との見事な連携プレーによる開き直りであり、偽領収書の公認である。  勿論我々市民もこんな杜撰な仕組みを放置して奴らのやりたい放題をさせていたのだから間が抜けていた訳である。(愚)


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    Excerpt: 朝日新聞の土曜版に『言葉の食感』という小さなコラムがある。 早稲田大学名誉教授の中村明さんが一寸した語感について蘊蓄を傾けているものだ。 Weblog: 市民オンブズマンつくばみらい改め 劣化と失調 racked: 2014-11-23 19:02