『賢い選択』と捜査権限の不行使

警察・検察が捜査権限を適切に行使すれば、茨城県会議員多数の政務活動費詐取は容易に摘発可能であるところ、議員の公金詐取常態化、議会事務局の当事者責任放棄、警察の捜査権限の不行使との間には腐りきった因果関係がある。

今をときめく県会議員様を名指しして一般市民が公金詐欺だ、などと叫んで刑事告発する事など普通はあり得ない。  しかし選挙が始まって早くも無投票当選の選挙区が多数確定し、その中に常総市区の神達岳志議員がいる。神達議員は住所も書いてない領収書を付けて2人分月16万円、25年度約200万円の政務活動費交付を受けた。  氏の説明によるとちゃんと雇用契約を結び、  契約書を保管し、お二人の勤務実績表もあると言う事だ。 


普通の感覚の人間なら公金詐取だ、とか有印私文書、或いは有印公文書偽造行使だ、などと言われてそんな事実が無ければ、烈火の如く怒ってブログで論駁したり、抗議文書を送りつけたり、名誉毀損で訴えたりするだろう。 ましてや公的立場の県会議員様だ。整理保管してある契約書などを簡単に公開して一方的な罵詈讒謗を吹き飛ばすだろう。  そういう手順があるのになぜその手段をとらないのですかと、こちらは再三言ってきている。 自民党県連やご本人にとっては議員や党派の名誉よりも政務活動従事者の名前を明かさない事の方がよほど重大な事柄らしい。  条例に則っている、と言えばそれだけで、充分に説明責任を果たしたと思っているらしいのが哀れだ。  この場合、ネットの片隅で呟いているのではなく、己に振りかかる危険を覚悟の上で警察検察に告発状を出したと公表しているのだから、それでも鷹揚に無視するのには何か理由があるのだろう。

一つは、神達さんがお人柄が良くて、寛大な性格で、高貴な使命に邁進する為に細かい事に関わらず、政治の王道を進んでいると考えられる事だ。 証拠を示して言いがかりを撃破し、潔白を証明する事などより、告発など無視して条例や施行規程や手引に則って、法的に正しい税金交付を受けている、と言い続ける事だ。  議員に再選もされた事だし、今後も住所のない領収書を添付して政務活動費から人件費を支出し続けることに、議会事務局も警察・検察も問題ないと太鼓判を押している(らしい)のだからぼけ老人の戯言は聞き流してしまう。 この場合、老人は詐欺だ‼ 詐欺だ‼ と言う発言を撤回しないで言い続ける。  だって相手にしないで放置されると言う事は言い続けてもご勝手に、と黙認して呉れるようなものだからだ。  残念ながら1日5人位しか訪問者のいないブログなので世間の話題にはならないし報道もされないだろう。 だから神達議員や自民党会派や他の議員にとっては賢い選択だ。


もうひとつは、証拠を示すと何らかの破綻が露わになるから答えられないということも考えられる。条例に則っている、と言うだけで、どう正しいかは説明しない。 何ら負担になるような事柄でもない雇用契約書や、勤務実績表を見せられない事情があるのだろう。人柄が良いのではなく何か後ろ暗い部分があって、最小限の言い開きもできない状態にあるのかも知れない。  過去に確定していて提出されたものだからまさか、偽の勤務実績や雇用契約をでっち上げているのではないと思うが、何年も前からの過去の証拠を全部改竄する訳にもゆくまい。


老人は神達県議の政務活動に従事したのではないか、と噂される常総市議会議員、金子晃久さんと堀越輝子さんにもお手紙を出して質問してみた。 しかしお二人から、明確なお返事はなく、神達さんのアルバイトとして仕事をしたかどうか、しなかったかどうか、そういう問いにもご回答はなかった。 相手はボケ老人だから何も応答しないで詰問者が疲れるのを待っていれば時間が解決する。明日にも斃れて死ぬかも知れないではないか! これも賢い選択だ。  

(注・今回の政務活動費調査に一番初めに着手した、「市民オンブズマンいばらき」事務局長・石井喜久雄氏は先月11月18日死去しました。享年84歳。  最初に閲覧した8月25日・26日の水戸はまだ暑い盛りでした)


神達県議の仕事を手伝う事が犯罪か何かならともかく、政務活動補助として市民の要望を聞き取りしたり、広報紙の作成を支援したり、報告会を手伝ったりするようなことが秘匿すべき事柄に当たるとは到底思えない。市議として自分の義務があるのに県議を手伝っていたなら、少し疑問だがこれだって隠すようなことでもあるまい。神達さんを手伝っていないならはっきり政務活動補助などしたことが無い、8万円の報酬も貰っていないと言えば済む事だ。 名前を貸して政務活動費の詐取に協力していたのなら、こちらは立派な犯罪で共犯だ。 勝手に名前を使われていたのなら神達県議にあしらわれていたのだろうからその旨公表してもおかしくない。そこのところをはっきり言えない、問われていながら答えないのはどんな理由からなのだろう?


兵庫の号泣県議の場合、数年で1800万円程疑惑だった政務活動費詐欺は、200数十万円程の立件になった様で、それも書類送検という軽い扱いらしい。


あれほど騒がれた事件でもこんな程度なら、茨城県議会自民党会派の疑惑の人件費7千万円も案外捜査される事もなく放置・黙認されるのかも知れない。


  普段ネット空間に顔写真をアップして如何にも仕事をしているように装っている議員(注・茨城県限定)という方々が、名指しで指摘された事に一言も言及せずにいるのが訝しい。  ま、そういう図太い神経の持ち主でなければ議員なんか務まらないのだろう。  兵庫号泣議員を見れば一目瞭然だ。



老人は勿論、この疑惑が関連証拠によって参照突合され、納得できる説明があり、疑問が解消されるまで公金を詐取しただろう!という表明を撤回する心算はない。 虚仮の一念である。



















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この記事へのコメント

ひつじ
2014年12月09日 22:18
誠に勝手ではありますが、告発に至る経緯が簡単に分かるような記事を作成しました。
不都合な点などが有りましたら対応をしますので、ご指摘ください。

ひつじのメモ 2014-12-08
http://d.hatena.ne.jp/hyakubann/20141208#p1
2014年12月10日 11:32
ひつじさん、簡潔なまとめ記事 http://d.hatena.ne.jp/hyakubann/20141208#p1 をありがとうございます。

警察検察、議会事務局、新聞報道などにとって、問題にもならない事柄なのか、当方の感覚が偏向しているのか判らなくなりそうです。  

ネットの関心が寄せられて、政務活動費・人件費の問題が決して放置されて良い様なことではない、と共有されることを望んでいます。

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