選挙公営という名の悪事奨励  選挙ポスター代埼玉県会の場合

4月の市議選と同時に行われた埼玉県議会議員選挙は、93議席に対し164人が挑んだ。当日有権者は518万3111人、投票者は195万2849人(何地区か無投票の選挙区があって) 投票率は、37,68%だった。
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93議席に挑んだ164人のうち4人は公費負担を受けられず請求を没収され、結局160人(と契約した印刷社)がポスター代として9974万6439円の補助金交付を受けた。  全員が経費の上限を使った場合の予算総額1億4358万5004円に対し(市議選挙では82,5%だったが) 69,5%だった。(数値に若干の誤記と思われる違いがある)

表にどんな傾向が表れているかについては説明が要る。表をクリックして拡大して見ると、例えば2枚目70番星野文男候補(業者は横浜市のエヌピークリエイト)は単価2340円で342枚のポスタを作製した。この時この「朝霞市選挙区」では枚数については344枚までセーフなので限度枚数を2枚下回っていてセーフだが、単価については2266円までしか補助しないことになっているので1枚につき74円分が限度額をオーバーして過剰になってしまう。  つまり限度額一杯なら779,504円のところ枚数を一寸少なくすることによって認められた上限に対し99,4%という補助金額になった訳である。

その下、80番の齊藤正明候補(業者は入間市のシマザキ印刷)の場合もっと露骨に鮮明だ。この選挙区(ふじみ野市・三芳町)の単価の上限1835円から1円だけ低い1834円で限度一杯の枚数ぶんの補助金を得ている。限度に対する率が99,9%だ。

4枚目の下から2番目163番の松澤正候補(業者は越谷市・吉川印刷)も同じ、この選挙区(吉川市・松伏町)の限度単価2051円から、1円だけ低い2050円で限度額の99,95%に当たる80万3600円の補助金をゲットした。

141番、東第5選挙区(蓮田市選挙区)の長谷部芳明候補(印刷業者はさいたま市岩槻区の大進堂)も同じ認められた単価2869円から1円だけ低い2868円で限度枚数を作り99,97%に当たる734,208円の補助金を獲得した。

158番、美田宗亮候補の場合(業者は→はんこ広場三郷店)は1663円の限度単価に対し3円だけ低い1枚当たり1660円で限度いっぱいの枚数を作り、この三郷市選挙区の限度額87万1412円の99,8%に当たる86万9840円を交付されている。

で、100%請求の候補者は11名いるが、勿論枚数と単価がその選挙区の限度額一杯だから100%である訳で、まじめにポスターの経費を積算したらこうなったと言うアクロバットのような妙技を見せてくれている訳である。


こういう選挙ポスター単価の実際はどうなのだろうか?  デザイン料、企画費、構成、修正、補正、校正、刷り直し、インク代、用紙代、その他もろもろがかかってこういう単価、金額になるのだろうか? 補助金が出るなら、その限度額までは合法、違法ではない、  そんな金額では当選に結びつくような立派なポスターはできない!もっと費用をかけたいがやむなくこの程度で我慢している、という事なのだろうか?

この県議選ではポスター代として100万円以上をゲットした者が6名、90万円以上の補助を受けた者が13名、80万円以上が18名、この37名分だけで 33,894,248円の公金が支出された。

70万円以上では72名に60,029,576が支出されている。

で前述のように総額で9974万余円が選挙公営という美名を維持しつつ費消された。  (以下次便)












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  • あかつき印刷の選挙ポスター代 

    Excerpt: 27年4月のさいたま市議選には60議席に対し81人が立候補し、80人が 3136万余円のポスター代を交付された。 Weblog: 市民オンブズマンつくばみらい改め 劣化と失調 racked: 2015-11-17 18:23