あかつき印刷の選挙ポスター代 

27年4月のさいたま市議選には60議席に対し81人が立候補し、80人が 3136万余円のポスター代を交付された。

さいたま市議選のポスター代は公設掲示場の個所数の1,2倍までの枚数を条例で認容するので129~243カ所の設置数に対し155枚から最大で292枚迄を選挙公営(の市条例)で補助する事になっている。金額的には44万1905円から51万1876円までの幅がある。ざっと考えて10人の候補者が満額を請求すれば450万円~500万円位の公金が印刷経費として候補者に交付され、印刷社に流れる。


同じ日に行われた埼玉県議選では93議席をめざして164人が立候補し、160人が 9974万余円の交付を受けた。

県議選のポスター代は公設掲示場の個所数の2倍までの枚数を条例で認容するので最少89箇所(志木市)から~最大694箇所(川口市)の設置数に対し178枚から最大で1388枚迄を選挙公営(の県条例)で補助する事になっている。金額的には72万0,252円(蕨市)から112万5668円(川口市)までの幅がある。ざっと考えて10人の候補者が満額を請求すれば750万円~1000万円位の公金が印刷経費として候補者に交付され、印刷社に流れる訳である。


勿論この金額は、候補者が原価を知らなかったと言えるものではなく、印刷社の方も候補者の押しつけ、言いなりで、知識がなかったと言える額でもなく両者が周知し熟知し共同でより良いポスターを作ろうとして積み上げる経費である訳だ。  特に安価なものにしようと節約する必要はないにしても公金だから、正当にかかる費用の積算でなければならない筈だ。

茨城県のかつての例では、ポスター印刷経費について「私には知識がなく後援会、支援者、党の選対などがやったことで幾らかかっているか候補者の私は知らない、関係ない」と言い張った下劣なやつがいた。


さいたま市議選では東京渋谷の あかつき印刷 が共産党候補11名のポスターを受注し計5,016,009円の補助金交付を受けている。その限度額に対する率が90%~99%で非常に高率だ。  

老人が調べた範囲では選挙ポスターの製作費は100~200枚程度作るとした時、単価は大体300円から500円程度で、部数が増えれば単価は逓減若しくは漸減する。1枚1000円の経費で200枚を20万円で作った時、倍の400枚にしたら40万円になると言うのは嘘である。倍の400枚に増刷したなら1枚当たりの単価は低下して800円とか750円とかになるはずだ。増刷する時かかるのは枚数分のインク代と紙代だけだからだ。
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あかつき印刷は、同じ日の県議選でも14人のポスターを受注し14人の候補を経由して661万5675円の補助金を受けた。


老人は、条例に定められた枚数と単価を機械的に適用して限度額100%の金額を、かかった経費として請求する候補者・印刷業者を公序良俗に反した泥棒連中と思いこんでいるが、容認金額の99%とか95%とかを請求する事も上限から逆算したようで非常に胡散臭いと思う。


あかつき印刷はそのホームページで共産党の応援者として伴走して来たと広言しているようだ。そして選挙は多くの市町村でも執行される。

例えば、埼玉県三芳町でこの県議選・市議選の数日後、27年4月26日に町議選が行われ15議席に対し17人が立候補し、結果共産党候補3名が当選した。 この選挙の3人のポスターもあかつき印刷が受注した。三芳町の公設掲示場は85カ所だから、作成枚数は85~100枚程度、多ければ200枚程度は作成したかも知れない。勿論公営負担などというポスター代や自動車借り上げ代、燃料費などの補助金交付の制度は無い。
そのポスター作成費用は本名洋さんと益田ますみさんが77,760円で、吉村美津子さんが78,050円だ。吉村さんは振込経費290円も合算して計上したらしくお二人とは若干異なっている。選挙公営の支援がなければ通常の経費、実勢価格で作るであろう、その実勢価格は1枚500円程度高くても1000円程度であろうと言う好例だ。  同じ選挙のポスター作成で単価設定が何百円も異なる市議選・県議選の方がおかしい。
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殆んど同じ時期、2週間と離れていない同じ様な選挙で作る選挙ポスターに何故こんな費用の違いが出るのだろう?  すると県議選や市議選での45万××円などという積算はどこから来るのだろう?

条例で決まっていて、手厚い公費負担があるから実際の経費は7~8万でできるものも40万円位頂いてしまおう、という事なのではないかと疑っている。   1日で1163万1684円の公金があかつき印刷に流れた。さいたま市議選に出た候補者は党から葉書代として48000円の無償提供を受けているが、これって過剰に取得したポスター印刷費を葉書代経費に流用しているって事ではないのかな?
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さいたま市議選では100%満額のポスター代を請求した候補者が12人、90%以上を数えると38人もいる。↑

全候補者の中で最も低額、廉価でポスターを作製しながら当選した土井裕之さん武田和宏さん浦和市上木崎のアポイント社はその事について正当な評価を受け賞賛されるべきだと老人は思いました。  で、県議選では? 埼玉県民はこれらには関心が向かないようだ。


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