月曜日の憂鬱

日本では各級選挙は大抵日曜日に投開票される。昨日(1月28日)も数市の自治体で首長選挙がありその結果が報道された。北海道・北斗市長選、青森県・平川市長選、福島県・喜多方市長選、etc・・・・・.

老人が関心を寄せていた岐阜県・美濃加茂市長選の結果も判明したが、当選者の14,022票に対し対抗者の得票が1,819票とあって、言い方は適当でないが全くの消化試合であったようだ。

老人が嘆き、訝り、悲しむのは多くの選挙で、過去最低の投票率と記録注記されることだ。北斗市が49,86%で過去最低、平川市が57,26%で過去最低、福島県伊達市が54,12%で過去最低、美濃加茂市が38,62%で過去最低、京都府・綾部市が46,28%で過去最低、福岡県・大宰府市が42,17%で過去最低、過去との比較がない場合も喜多方市56,21%、埼玉県・深谷市40,25%延岡市49,68%とあまり高くない。

一週間前の選挙結果でも、福島県・南相馬市62,39%で過去最低、新潟県五泉市52,93%、静岡県裾野市50,42%、佐賀県嬉野市70,52%、鹿児島県枕崎市63,39%でいずれも過去最低と報告されているし、本庄市、花巻市、貝塚市、鹿屋市では無投票で現職が再選されている。

市長と議長が入札に絡む収賄で同時に逮捕されるという「快挙」を達成した埼玉県上尾市の出直し市長選の投票率は35,19%で如何にも低く市民のしらけぶりが顕著だった。

各地で真面目に議会改革を訴え、市民の関与を促し、投票率向上のため知恵を絞って頑張っている議員もおいでなのに選挙に行く人が有権者の半数に満たない事例が多いことに心が暗く萎える想いがある。首長選挙の結果が地域の政治を劇的に変えるようなものでないことは判っているのだが、議会議員選挙をも貫通して、選挙が地方自治をどうにかするようなものでなくなっていることが、→つまり選挙が形骸化していることが原因ではないかと思う。

選挙と言えば名前をがなり立てた選挙カーが走り回るだけ、駅頭の演説なるものは言いっ放しのお題目だけ、地域の困難な課題を真摯に訴える訳でもなく、市民と意見を交換するでもなく凡そ如何に寒風や炎暑に耐えて、街頭に身を曝したかを誇るような体育会系の競いあいのようだ。 

月曜日の選挙結果を見るのが憂鬱である。
老人はこれまで選挙ポスターの公営負担を考えて来てそのどうしようもない構造的制度的欠陥は修正されるべきだと思っているが、そもそも選挙の度に投票率の低さを更新するようではそんなことに意味がないとも思える。


当つくばみらい市でも4月に首長選と議員補選が予定されている。しかし過去最低の投票率を更新するのではないかとひそかに恐れている。

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