告発の行方

8月の暑い盛りに水戸へナナハンを飛ばし、刑事告発というものをやってみた。   その時10月の初めには結果が判ると言われていたが、 台風も何度か来て走れず、あちらさんもそれほど暇な訳でもないらしく、漸く27日水戸地検へ話を聞きに行った。
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   土浦からの筑波山


検察、警察、裁判所といってたじろがぬ人はいるだろうか?  どこもお近づきになりたくないところである。犯罪を犯してお世話にはなりたくないし、近隣トラブルで訴えられるのも厭だし、ましてや自分から訴えて出るようなこともしたくない。  何はともあれ関わりたくはない。悪い事をしないで平凡に暮していれば普通は生涯関わることもない場所だ。
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   石岡からの筑波山


阿久根市の竹原市長が、職員解雇の裁判の一審で敗訴し、コメントの中で公務員も裁判所も同じ穴の狢で仲間だから裁判の結果は判っていた、と言う意味の事を言っている。  沖縄密約の件でも「密約はあった」という当時の官僚の証言があり、アメリカ側の公文書もありながら、門前払いを食わせる裁判があった。 裁判所がその程度のものという実態を周知教育を果たしたという点で沖縄密約文書に関する裁判は大いに貢献した。
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  美野里町からの筑波山


一方、千葉県知事森田健作の公選法違反、政治資金規正法違反告発では、千葉地検は不起訴と決定した。この800人を超える告発賛同者に老人も加わっているが、議員や弁護士が何人も関わって知恵を絞り、証拠を集めて論を組み立てたであろう一件が起訴されないという事になっている。  弁護士や有力議員が(束になって?)申し立てても受け付けられないような刑事告発を、事例が異なるとはいえ素人のボケ老人が独力でやろうというのだ。組立ての不備、無知、論旨不明解、疎明欠如、破綻は疑いない。水戸地検が受理しないのも当然か?
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  茨城町からの筑波山 
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     水戸地検
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検察・警察や裁判所との距離の取り方に錯誤と逡巡がある。   行政訴訟で、こいつらは悪い事をしているのだから罰して呉れと言い募っても、公務員の仲間の裁判所に期待するのはおかしい気もする。時折間違ってか?住民側の勝訴判決が出ることはあっても、例えば海外視察で、通り過ぎるバスの窓から見ただけでも有益な視察研修にならないとは言えない(なる)、というような解釈の判決等を突き付けられると、言うだけ無駄ではないかと言う気もする。 
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  水戸市の官庁街という事になるのか、レトロな建築があった
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地検の並び3軒隣にこの建築があった、これまで下を向いて通るばかりで気が付かなかった
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昭和9年建築、低区配水塔とある
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地検を出てこの建物を右手に見つつすぐその先角を左に曲がると地裁、水戸警察、郵便局、水戸駅である 



警察に告発したら、対象が多くて大変だから、2~3人に絞っては貰えないかという話になった。  すると資料があって一番比較対照できそうな○○党の候補者が真っ先に上がり、××党の候補者が上がり、60数人いるうちの保守系の議員・候補者は証拠の収集が難しいので手がつけられない形になってしまった。  3回4回も当選している古狸が選挙管理委員会の審査、点検が全く行われない事や、見積書や明細の添付不要をいいことに条例を知悉しつつ悪用している現状を是正したいという本来の意図とは逆の結果を招くことになる。  丁度、西松建設の献金事件で自民党の二階俊博や他の多くの自民党議員が同じ態様で迂回献金を受けながら、小沢一郎だけを摘発する類である。 老人の注文がきっかけになって、自らそういう厭な役回りを演じることになりそうなのは皮肉だ
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   葉が色づく県庁


そして問題は○○党も、この薄汚い自民党の県会議員と同様の詐欺紛いの請求をしていた疑いが濃いのであって除外する訳にいかない事である。50人対1人だ、100%公費請求に対して83%だ、だから疑惑の度合いが薄いという訳にはいかない。 
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台風のあとで雲が乱れている 





唐突に触れるが、鳩山首相の政治資金収支報告書の記載に関して、名前を偽って記載していた事等は秘書が勝手にやったこととして説明され、秘書の解任をもって議員本人には責任がないかのような話になっている。  昨日まで代表や党首にもなろうかという議員の有力秘書だった人物が虚偽記載をしたとして詰め腹を切らされたのだ。こんなフィクションが通用するなら政治資金規正法や公選法等いくら作っても無駄である。  この秘書にも家族がいて親戚もいるであろう。そういう人間関係の中で、秘書が勝手に既に亡くなって故人になった知人の名前を献金者として記載した、と指弾されるのだ。単なる間違いでは通用しまい。虚偽に虚偽を重ねているうちに辻褄が合わなくなったとしか考えられない。  脱税とか献金額上限とかが関連して違法状態が考えられるところだ。ここでもやくざの身代わり自首のように誰かが犠牲になって親分の権益を守るという浪花節が貫徹されているように見える。
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水戸から見た筑波山
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筑波山遠望



地検の話が消化不良に終わった後、県庁に回り、裏金調査に関する情報公開を申し入れてきた。  関係した職員の処分はこれから考えるそうで、特に関係業者の処分については「今後も資料提供などを求める時、協力が得られなくなるから」という理由で全く考えていない、という事らしい。 残業の時寿司を取ってビールなんか飲んでいたんじゃないの?と嫌味に聞くと、行政監察室の職員は、殆ど気色ばんで「いや、そういう事はありませんでした!」と言ったが、まるで架空伝票で裏金を作ったがそれで実際に事務用品を買ったのだからいい事をしたんだ!と言わんばかりだった。 
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              1,661件 1億7千万円
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良く見るとその他に、2391件、2億4千8百万円の前年度納入などがあったが、(中略)これらは私的流用や使途不明金は生じ得ないものである、などと誇るように?書いてある。

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             のほほん。台風一過の空←職員の態度と相似る








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