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zoom RSS ありのままに〜 妨害と隠蔽

<<   作成日時 : 2014/07/31 12:04   >>

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このブログを訪問して呉れる人はどんな人なのだろう、誰方なのだろう?   自分は何のために狭い範囲のどうでも良い事に拘っているのだろう?

平成23年8月、公取が茨城県境地区の官製談合を認定し、数十社と県職員に排除命令などを出した。県は4人の弁護士と一人の大学教授を選定任命して調査委員会を作り、職員OBなど43人と業者20人、計63人(のべ79人)に面談聴取を実施し、24年2月9日結果報告書を発表した。  公取の認定した『294件以外の工事は明白な証拠を持って談合と認定することはできなかった』、と調査の結果を締めた。

24年4月監査請求から裁判になって、老人はその調査面談資料を法廷に出すよう文書提出命令を申し立てたが裁判官はこれを採用せず、文書の徴募は不要とし、申し立てた側が談合だという立証をしていない、対象の工事入札に競争性が働いた可能性を排除できないとして25年9月原告敗訴の判決があった。

此の間裁判と並行して24年12月面談調査記録の開示を求めたが、不開示処分になり、25年2月異議申立て、審査会の審議となって1年以上経ち、26年6月漸く審査が終わって決定書が来た。    官製談合発覚からここまで既に3年。面談聴取記録の開示を求めてからでも1年半。


その結果僅かに、聴取の日時・場所などと、弁護士委員名・上級監査事務局員名・記録者(監査事務局の監査監)名だけが部分開示となって、1ページ目と最終頁だけが読みとれる報告書が貰える事になり全79名分2028枚のうち274枚を2740円払って取得することになった。県窓口の指導は、実質内容については全て墨塗りなので意味がない、という話だったが意地になって数人分については全部を貰ってみた。
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   79分の1  ある調書の30頁め↑真っ黒


ところがそういう不充分な資料であっても何かが記載されていれば、それなりに見えてくるものもある。

例えば、委員会が発足し、方針らしきものも決まって面談調査が始まる。初日は23年10月4日でこの日は5委員のうち横田由美子弁護士だけが職員を面談聴取している。他の委員の県庁舎への登庁、出張?招集は記録されていない。この日の日当として横田さんには3時間分3万円が支払われている。  が、開示された23年10月4日分3件の報告書のうち横田さんの記名があるものは1件分しかない。  どうやら横田さんはお一人の職員を聴取するのに午前10時からお昼を挟んで午後2時まで3時間もかけたらしい。  他の2件は違う部屋で県監査部局の同僚が聞き取りしているのだ。  一体どういうことか?

県調査委の面談聴取は、委員(弁護士等)と総務部職員によって行われた、と報告書にあるが結局、この日弁護士横田委員が聞いたのはお一人だけ、その横田報告書の分量は45頁ある。前述のように中身の43枚は真黒だから内容は判らないが、それでも何か質問らしいものはしたらしい。  しかしこの日の残り2者の報告書はお一人が5頁、他のお一人のものは僅か7頁である。
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   聴取の日付けが10月4日↑クリックで拡大   聴取の場所も「入札室1」と呼ばれる部屋だ、横田委員の聴取場所は別の部屋。
 
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   実質内容はここまで↑だから僅か3頁と言う事になる
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 最終5頁目↑ 弁護士委員名の記載がない

同僚職員が聞き取りした時、手抜きと言うか迎合と言うか抑制と言うか慣れ合いというか暗黙の威圧と言うか、明白な睨み、威迫と言うか、何らか規制が働いた懸念はないのだろうか?   ありのままに陳述しただろうか?

聴取は公表しない事を前提に

アナと雪の女王の歌のように ありのままの発言を躊躇する事を防ぐとともに、確実な情報だけでなく、職員が耳にした事があるだけのような不確実な情報をも広く収集できるよう配慮した』

とくどいように豪語する実態がこれである。  嘘つきめ! 内容的にたった4〜5頁しかない応答で何を聴取したというのか。  


翌10月5日には国交省の談合調査委員会委員にも任命された斯界クレーマー対応の権威、升田純弁護士が水戸まで来駕されて職員を面談聴取している。この日の陪席記録者は安藤監察監と高橋記録者監察監。 そしてこの日の3件の報告書にも升田弁護士の記名は1件しかない。他の2件は別の部屋、別の監査委員(吉武貞雄監察監と鈴木幹人記録者)によって聴取されていてその報告書は21頁、28頁。  升田委員の聴取量41頁の約半分〜3分の2しかない。升田委員は目出度く3時間分のお手当を頂いて帰京されたようだが。   別の部屋で聴取したものは勿論升田委員が関知しないものであろう。

更にこの報告書を後日被聴取者に閲読させたところ誤りがない旨申立て、署名押印した、とされる日付けが全報告書に記載されている。その日付けが、24年1月25日以降のものが79件中35件(44%)ある。調査委員会が開催されたのは発足の8月を除き、10月26日と12月26日、報告書発表の24年2月9日だけであり、その間の24年1月24日に調査結果に関する検討会議が持たれている。 
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 12月にはまだ1月分の追加聴取が行われていないから参照しようがないし、1月24日の検討会議時点では、前述のように44%の陳述書は本人の閲読確認と署名が行われていない。閲読した結果供述と違うと言って訂正することがあったのか県の官製談合体制の不利益になるような陳述があったのかなかったのか。   聴取の委員が勝手に聴取内容を取捨削除除外改変していても判らないし、検討と言っても陳述書の確認もとっていないような状態で何を検討したというのだろう。



こういう報告書が2万280円払えば2,028枚頂けるのだ、有難くて涙が出そうだ。


こうして、開示請求に対し高い壁を築いて置いて、公開を渋っていれば裁判官は資料は不要と判じ、ありのままに陳述された内容は『県と職員の信頼関係を今後も保つために、自らに不利な事をも陳述していたかも知れない為に』 秘匿され、不服審査会は多忙のため1年半も慎重審議を続けてくれ、時間は着々と進行して請求側のぼけは弥まして熟成腐敗溶融深化し、おなかを抱えて笑った揚句疲れ果て、担当者は別の部署に異動し、後任は誰がどういう聴取調査をしたか、どういう事情で委員報酬を払ったかなど関知しない、開示は黒塗りだと言う事になる。  


調査委員会そのものが県行政に永く伴走してきた弁護士等の選定であって、談合の実態解明には程遠い構成と疑っていた老人には、枠組みだけではなく調査の実態も職員同士の暗黙の掣肘を機能させるようなものであったと資料から知って大いに得心した。 公取の要請に対応した委員会設置等は全くの出来レースだった訳だ。

そうしてこういう氷山の一角のような事さえも開示請求から数年経たなければ判らないような、真黒な資料を2万円払って交付して貰わなければその一端さえ知る事ができないような、行政権力のあり方に大きな疑問を持つのである。調査が公正で客観的なものであれば→ 何しろ全陳述を併せて検討しても県職員と業者が談合していたという確実な証拠はなかったそうだから→ 資料開示を渋る理由は全くない筈である。 陳述が、又聴取の方法が身勝手な保身や、嘘八百の出まかせを許すような構造を纏っていたものならばそれはなるほど開示できまい。


このブログはだれが見ているのだろうか?  

勿論横田由美子弁護士や、植崎明夫弁護士、小泉尚義弁護士、升田純弁護士、佐川泰弘教授等県に委嘱された委員が見ることはないだろう。 勿論他の弁護士さん等が見てくれることもないだろう。県職員や市職員はどうだろう、これもおそらく見る事はあるまい。 すると老人が芥子粒の様なブログに数年前の些細な事を書いても何の意味もないように思える。 勿論資料は県から手続き通りに取得したものだから嘘偽りを公表している訳ではない。 近頃はスラップ訴訟が流行っているので、弁護士の実名などを書き込むと、心臓に悪い様な対応があるかもしれないが、ま、事実は事実だから仮に名前だけ貸して手当を貰うような委員就任であっても、それは返って実力の表れなのであろう。 弁護士の皆さんにに悪意はなく県側が勝手に適正ではない報酬基準を適用した事も考えられるし、調査報告書に記名を憚るような事情があったのかもしれない。



スタップ論文を巡る調査でも、ディオバン=ノバルティスファーマを巡る調査でも、みずほの反社融資問題でも、第3者委員会や調査委員会が設置され、斯界の碩学・専門家・研究者や権威者が委嘱されて公正な調査をしたとされる。しかし、実態はどうなのだろう。 名前を借りて上辺だけささっと調べた事にして、理事者側、経営側に都合の良い結論を出しているだけなのではないだろうか?  原子力の安全性を規制するとか、再稼働を審査するとか言っても 電事連等から研究費を貰っているような委員に公正な判断が可能なものだろうか?  


1日数人しかアクセスのないなか、遠い北海道や鹿児島でこのブログを見てくれているらしい人にも、ブログの存在意義が判らなくなっている事をお伝えしたい。こういう辺境のしかも過ぎ去った事柄でも、今後開示を求めて裁判に訴える意義はあるものだろうか?

去年の夏には右脇腹に帯状疱疹が出て痛痒くかなり往生した。今年の夏も暑い、が、溢れる陽光の下心持は大いに寒い。

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行政側の裁量権
県に資料を求めたら不開示の扱いになり、審議会に異議申立てしたら長い時間のあと答申が来た。 答申は県の不開示処分は正しいとするもので、県は26年6月24日に決定書を送って来た。決定書には不服の場合6月以内に訴えることができる旨の教示があった。 ...続きを見る
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2015/01/15 17:54

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