意見陳述 隠し砦の3疑惑人

住民監査請求は地方自治法第242条によって規定され、違法不当であることを証する書面を添え監査委員に請求する事ができるとなっている。 老人たちは茨城県議会の政務活動費について調査し請求を起動した。242条の第6項には、「監査委員は(中略)監査を行うに当たっては、請求人に証拠の提出及び陳述の機会を与えなければならない」と言う規定がある。


全国で行われている監査請求でこの第6項による意見陳述がどのくらい実行されているのか知らないが、老人たちは陳述の機会を得たいと要望し、県監査委員はそれを許した。老人たちは1月22日県庁に出向き意見を述べた。陳述には斎藤監査委員、小沼代表監査委員、事務局の職員5名、茨城新聞記者、朝日新聞記者が同席した。


大矢代表の意見陳述に続き、老人は3人の議員を名指しして政務活動費の支出が不適切であると主張した。最初に常総市の神達議員についてである。

神達議員は平成23年度当初、つくば市の某氏を政務活動補助者として雇用し、4月5月と約20万円を支払ったとする領収書を提出した。次いで6月、7月、8月と常総市の2人を政務活動補助者として採用し、二人に月8万円づつを支払った。  領収書から辿れるのはここまでで、神達さんの言い分に従えばこのつくば市某氏と神達議員、常総市A・B氏と神達議員の間には雇用契約が結ばれ、契約書が保管され勤務実績表がある事になっている。

そしてその23年9月から今回の監査請求対象の26年3月まで約2年半の間、以後は住所の記載のない名前だけの領収書を毎月2枚添付して500万円以上を支払ったとして公費である政務活動費の交付を受けている。   決まった様に毎月月末の支払い、名前だけの領収書発行の形を見ると23年度、24年度、25年度と同じ人物たちと雇用契約が継続更新されているように考えられるが、年度ごとに新たなアルバイト従事者を徴募したかどうかは、関連書類が見せて貰えないので今は判らない。

この政務活動補助者が、常総市議会議員の金子晃久さんと堀越輝子さんではないかとして神達、金子、堀越三議員に質問状を出したが、否定も肯定もされなかったので非常に疑わしいと、老人は陳述した。

そこで代表監査委員である小沼委員から『監査陳述は、請求書に書かれている範囲の中の事柄について許されているのであって、常総市議がどうとかは範囲を逸脱していて関係ないから控えるように』と注意が飛んだ。

老人も、なるほど、監査請求の中に書き込んでいない部分である、と納得してこの部分を撤回することにした。しかし一旦口に出した事だからこのアルバイトが金子さんと堀越さんであるかどうかについて、墨塗りされている名前の部分は、議会事務局がマスキングしたのであるから、監査委員は墨塗り前のものを見ることができるはずだから是非、この名前だけのインチキ領収書の氏名について金子、堀越という署名があるか確認して貰いたいと付け加えた。  監査委員が、監査委員でさえ、これらの雇用契約書や勤務実績表を見ない、見られない、或いは墨塗りされているアルバイト従事者の名前を確認できないと言うような貧弱な監査であるなら現況茨城県で議員の人件費支出について点検できる者は一人もいない状態になる→嘘八百を書いた偽造領収書を添付してもお構いなし、という状態になる、と陳述した。

兵庫号泣議員の場合も年間100回以上も同じ町に政務調査に行ったとして交付を受けた件は、議会事務局が公認していたからこそ可能だった詐欺である。議会事務局が 詐欺の共犯、或いは幇助者として 糾弾されても少しも不思議でないような経緯だ。


家に帰ってからどうも消化不良の感じがあったので考えて見た。 いざ陳述のときには呂律も回らないで思ったことの半分も言えないが、以下のような補足をすべきだった。

昔自民党の大野伴睦だったかが言ったことだと思うが、猿は木から落ちても猿だが、議員は選挙に落ちればただの人間になってしまう、選挙に落ちないことが議員の要蹄だと言ったようだ。 議員という種族は当選した翌日から次回の選挙の事を考えるという話も聞く。  年柄年中、寝ても覚めても46時中選挙の事を考える。選挙に勝つことが最優先の課題になってしまい市や町、国県の予算などはどうなっても構わない様な精神構造に陥る、とも聞く。


すると県会議員が地元の市議会議員を普段から手懐けておいて4年に1回の選挙に活用しようと思うのもあながちあり得ない事ではない。余ったら返還しなければならないお金を偽造領収書を作って、使い切ったことにして懐に入れておいて子分状態のものに流しておけば、一石二鳥とも言える。  名前を勝手に使用して政務活動費の交付を受け、その実その支出を懐に入れてしまっても子分状態の市議が知らなければ表面化はしない。


真面目な議員さんに『あなたは政務活動費を詐取したのではありませんか?』 とか 『あなたは名前だけ貸して詐欺の片棒をかついだでしょう?』などと聞こうものなら頭から湯気を出して怒るだろう。 顧問弁護士に相談する、などと手緩いことなど言わずにさっさと名誉毀損や誣告罪などで訴えるのではないだろうか?   


所がこの1県会議員と2市議会議員は、質問書面を直接お送りし刑事告発もしたとブログで公然と質問しても何も答えない。 うちお一人は『そういう噂は初めて聞いた』と言うのだから全く感度が鈍い。よくこんな感性で議員が務まるものだと思うが、そこは、ま、老人も感度の鈍さにおいては人後に落ちないから言えない。  そういう噂を初めて聞いた、と言うなら論理必然として県議の政務活動補助などしていないし、月8万円の報酬も得ていないと言うことになるだろうに明快に否定せずそこに言及しないと言う事が限りなく疑わしい。  兎も角有印私文書偽造とその行使による政務活動費詐欺ではないかという質問を きっぱりと、 曖昧にでも、 もごもごとでも、 否定しない、というのが不審だ。  神達さんは『政務活動費に関する条例、規則に則り、適正に政務活動に資する必要な経費を申請させて頂いて』いるそうだが兵庫の号泣議員も当初全く同じ台詞をほざいていた。 金子議員に至ってはお返事もいただけなかった。老人の指摘が図星だから否定できないなら、それはそれで説明がつく。

11月にお三方に質問書をお送りした時、我々はやがて監査請求するかも知れないとお伝えした。その後、誰かさんのように弁護士に相談する、などという曖昧な事にはならず、12月24日監査請求を発動した。 3月に判る監査の結果如何では次の段階の提訴を考えている→勿論これはハッタリではない。  裁判の法廷でこれまでの質問に明確なお答えを頂く心算である。


2番目に細谷典男議員の人件費について、これも選挙のための公金流用ではないかと指摘した。



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この記事へのコメント

常総市民
2015年02月04日 16:33
茨城県の監査委員は、代表監査委員が元県議会事務局長、二人の監査委員が自民党県議(神達議員の同僚)、そして一人が税理士という4名のようですが、客観的にみて、県議の政務活動費について公平な監査が出来るのか非常に疑問に思います。
2015年02月04日 18:21
常総市民さん、コメントをありがとうございます。

242条の第6項では市民側の陳述を定め、第7項では監査委員が関係当局側職員などからの聴取をする時は、請求人(つまり市民側)を立ち会わせることができる、とされています。

そこで関係機関からの聴取があるのなら傍聴したい、と申し出て見ました。  事務局のお返事は、当局側への聴取は行わない、というものでした。  つまり、私達が懇望した墨塗りされたアルバイトなどの名前の照合確認など不要という判断のようです。


結果がどう出るかは未定ですが、客観的で公平な監査ができたかどうかは、県民の関心の寄せ方との相関によると思います。今にも心筋梗塞で倒れそうなボケ老人しか関心を持たないなら政務活動費の適正化など当面難しいと言う事でしょう。 

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