人知れず咲く花・・・

オンブズマン(もどき)が地域や行政に関わる時、声高な追及や急迫的な要請ではなく、願わくば事実に依拠した提示や穏健な質問と射程の長い提案となってやがて改革の実を結ぶような、緩やかで抑制的、建設的な関与でありたい。

ところがその起点になるべき行政の資料を求める時、住所氏名を記入しないとそれらの記録やデータは貰えない。  データを示し、手続きを尽くして氏名を明記して初めて行政側は異議申立てとか提案と認識する。 匿名では受け付けないしデータも出さない。データがなければ単なるうっぷん晴らしの苦情や、予算執行の手順を知らない思い付きの名案→迷案としか扱わない。


老人はブログを始めた時……気がつけばもう8年にもなるのだが…住所氏名を明かす事を選んだ。  その後どこかの掲示板で「キ〇ガイ」と書きこまれたりしたが、物陰からの卑怯な中傷などは意に介さずに来た。市長や議員などの悪行を指摘する時、匿名では面の皮の厚い彼奴らには届かない。名前を明かして証拠を示しても尚論理の通らない兵庫の号泣野々村議員レベルの対応が返ってくる。

例えば常総市の神達岳志という県議は、政務活動補助者として月に8万円づつを払って二人の人間を雇った事になっている。その報酬の領収書は住所の記載もない名前だけのもので、議会事務局や監査委員の言い分によると、『本人の了解を得て議員側、支払い者側が金額日付けなど補助者本人の名前までを予め記入したが、印鑑だけは本人が確かに捺印した』ものなので、世間一般の商習慣や裁判の判例からも、領収書として有効であって何もおかしい事ではない、そうだ。

まるで兵庫の号泣野々村議員の様な言い分で、確か野々村議員は、当初規則に則り、定められた通りに支出しているのでおかしくない、と切り出していた。   野々村の会見  適正に……記載するべき事項に付きましては議長から示された手引に従って……適正と判断して……

この議会事務局や監査委員の→そして当の県会議員共の→言い分のおかしさは次のような点にある。神達に限らず、選挙・政治活動や後援会の活動が混在している、として政務活動費による支出を2分の1などに按分している自民党議員が多いが、政治活動や政務活動をさせている、して貰っている、という時その内容がどういうものかという点には一切言及しない。

毎月の報酬を議員が支払い→補助者が受け取る時、議員側が予め領収書に金額や日付け、住所氏名まで事前に記載しなければならない程、なんというか疎遠な、迂遠な、事務的によそよそししい関係が普通なのか?あり得るのか?という事である。    小美玉選出の島田幸三は月25万円年300万円の報酬をアルバイト→政務活動補助者に払っているが、この時支払い者側としての源泉徴収と納税義務はどうなっているのか?他にも年間130万円を超えるような雇用契約が多数あるが、税務上の痕跡が窺われるようなものがない。

県会議員レベルの政務活動の補助者であるなら、まず字が書けないと言うことはないであろう。署名ができないという程度のやつが政務調査補助などできる筈がない。受領する金額が判らず、確認できず支払い側が事前に記入しなければならないほど物事が判らない者も政務活動の補助などできないであろう。月に数万円~8万円から25万円分もの何か仕事をするとして月に一度も顔を合わせない事もあるまい。私設秘書的なあるいは公設秘書的な申請、届け出、経理事務、資料蒐集データ分析、パソコン業務、宣伝活動その他で議員と一度も顔を合わせず仕事をしているかのような、報酬を受け取る時のみ対面して捺印した、などという雇用関係や勤務形態が如何に不自然なものであるか、想像もできないのだろうか?

しかも村上典男議員の場合のように4人雇用しているとき4枚の領収書を毎月、12か月判で押したように支払い側が事前に記入したが、捺印だけは4人のアルバイト本人たちが行ったなどという不自然な形態があり得るのか、ということである。

そしてこのような問いかけにもこちらの素性を明かして、資料を示して迫らなければ議員や首長などはまともな応答をしない。嘘で塗り固めた議員生活を送っているうちに感性が鈍磨してしまうのだろう。
神達議員は、常総市議会議員を二人補助者として登録して人件費を詐取しただろうと言う老人の質問に、{補助者との雇用契約書も勤務実績表もある」、と答えながら、その書類は会派の経理責任者が保管しているというばかりで、自分が常総市議を雇用しているかどうかについては答えようとしない。  野々村と同様に「条例や規則に従っている」と説明になっていない説明で開き直るばかりだ。



齊藤隆介さんと滝平二郎さんの「花さき山」というものがたり絵本がある。(岩崎書店刊)その内容はなかなか考えさせられるものがある。

「この花は、ふもとの人間が、やさしいことをひとつするとひとつ咲く」
道に迷った少女あやは、山んばから奥山に咲く花の秘密を教えられる。 
「自分の事より人の事を思って辛抱すると、その優しさと健気さが、花となって咲き出す。それがこの花さき山の花だ」
と、山んばは言う。 その、『当人は気付かないが、自己犠牲や奉仕の度に人知れず』山奥に花が咲く、という事に感動する。


議員や行政のレベルに下降していくためには名前を明かして迫らなければならない。人知れず何かを意図すると言う謙抑や含羞が許されない事、平凡で無力な己の名前の顕示・明示が求められながら、しかもそれが行政や議会・議員に到底届かない儘失速する 様に 進行に、我知らず横を向きたい思いがある。   ……………




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